【子供の歯ブラシ3】子供がぐずるとお菓子をあげています。でも歯ブラシ毎日しているのでいいでしょうか・・?


【2017年8月8日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。

初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

子供の歯ブラシ講座の今日は第3回です。

 

もくじ
①ぐずったらお菓子でご機嫌取っていませんか?
②溶けるのは一瞬、戻るのは時間がかかる
③大事なのは量で左右されないで時間で左右されるということです。
④溶けっぱなしの歯にいくら頑張って歯ブラシをしても意味がありません。
⑤食事の時間の管理はお母さんの大事なお仕事です。

 

①ぐずったらお菓子でご機嫌取っていませんか?

よく街中で、子供さんがぐずるとすぐにお菓子をあげているお母さんがいます。

もちろん砂糖が入っているのは論外ですが、砂糖が入ってなくてもダメです。

 

人の口の中は

何らかの食べ物が入ると

脱灰といって必ずお口の中が酸性になります。

その時に

歯の表面は一層溶けます。

この溶けることを脱灰といいます。

 

虫歯菌に砂糖を上げないことが大事

 

そして30分から2時間のくらいで

再び唾液の力で歯が補修されて元に戻ります。

この元に戻ることを

再石灰化といいます。

 

 

つまり人間の口の中は食べるたびに

溶けて→戻ってを繰り返しているわけです。

 

②溶けるのは一瞬、戻るのは時間がかかる

そこで問題になるのは

溶けてから戻るまでの時間です。

その人の唾液の性質や量でも変わるのですがすぐには戻りません。

つまり

しょっちゅう何かを食べている間食ばかりしている
だらだらいつまでも食べている

そういったことをしていると

歯は溶けっぱなしになります。

 

間食のコントロール虫歯予防

 

③大事なのは量で左右されないで時間で左右されるということです。

ちょっとだけお菓子を与えてお子さんの機嫌を取る

というのは歯が溶けっぱなしの状態を作る可能性があります。

溶けている歯は普通の歯よりも虫歯になりやすくなります。

甘いものを食べた虫歯菌の出す酸が歯を溶かすので

虫歯になった時も進行が速いです。

 

板チョコを1日で食べるのに

7枚に分けて7回で食べた
1回で全部食べた

のであれば7回に分けて食べた方が虫歯になるリスクは高くなります。

大事なのは量ではなく時間です。

 

④溶けっぱなしの歯にいくら頑張って歯ブラシをしても意味がありません。

 

お菓子は量ではなく時間

 

ずっと溶けている歯にいくら完璧な歯ブラシをしても意味がありません。

間食ばかりしているお子さんにできた虫歯は

歯ブラシができている・できていないということではないということです。

間食ばかりして歯が溶けっぱなしにんっているお子さんに「後で歯ブラシきちんとしようね」といっても意味がないし虫歯ができるリスクは上がります。歯ブラシをしっかりすれば甘いものを食べていいという事ではありません。

 

⑤食事の時間の管理はお母さんの大事なお仕事です。

お子さんのおやつはできる限り決まった時間に1日に1回にしましょう。

小出しに与えることで、ご飯の時におなかが減らなくなり、ご飯を食べてくれなくなったり、好き期待が多くなったりする傾向があります。もちろん虫歯にもなりやすく、虫歯になった時には急速に広がって大きくなります。3食をきちんと食べておやつの時間をしっかり決めることが大事です。

 

 

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ただ歯科クリニックの床矯正を行っています。6~7歳の前歯の生え変わりの時に治療を開始すると、お子さんの成長する力を利用できて歯を抜かずにスペースを作ります。取り外しの床矯正は学校生活に負担をかけないで、家にいるときと寝ているときに装置をつけてもらいます。9~10歳の犬歯の生え変わりが始まるまでにスペースを作って前歯を並べられるかが床矯正成功のポイントです。 

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