【子供の歯並び予防17】頬杖は絶対ダメ。歯並びが悪くなるだけ


【2017年12月21日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。

初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

今日はやったら必ず歯並びが悪くなるお話。

 

もくじ
①頬杖をすると歯並びはどうなるでしょうか?
②歯列が小さくなるなら頬杖で顔も小さくなるのでしょうか?
③頬杖と同じように横向き寝やうつぶせ寝なども同じで歯列をゆがませます。
④頬杖もなぜ手を使うか考えましょう

 

 

①頬杖をすると歯並びはどうなるでしょうか?

頬杖による歯列のゆがみ

 

写真は両手で頬杖をついた子供の歯列です。成長期、歯の生え変わりの時に頬杖をつくとこのようにアーチは押しつぶされてゆがみます。

 

両手で頬杖をつくと左右両方からアーチがつぶされて、どちらか片手でついていると片側だけアーチが歪みます。

下の顎だけ押していると下の歯だけ押し込まれますし、上下両方の顎を押すと上下ともアーチが押しつぶされます。

 

頬杖は歯列をゆがませる

 

どこを押すかにもよりますが奥歯のところを押せばそこが歪みますし、もう少し前方に手が当たっていれば前歯もガタガタになってきます。

 

これは成長期の子供であれば確実に影響を受けます。大人になってからやりだせば、成人の歯列でも影響を受けます。一回きれいに並んでいる歯列でもまた動いてきます。大人になってから頬杖を始めると押されて顎が動くと顎関節にも症状が出ます。

 

例えば矯正後の後戻りも、矯正後に頬杖を始めたらきれいに歯が動きます。それは後戻りではなく、新しい悪い癖を覚えただけです。

 

頬杖をして歯並びがよくなるとか、かみ合わせがよくなるということはありません。

 

②歯列が小さくなるなら頬杖で顔も小さくなるのでしょうか?

頬杖をすると歯列は押されて小さくなります。となると成長期の時に頬杖をしていれば顎の骨も押されて小さくなるのでしょうか?

 

押されているのは顎ではなく歯

 

頬杖はこの矢印の逆を起こしたわけです。

 

押されて動いたのは顎ではなく、実際は歯です。右側のようにしっかまっすぐに立っていた歯が、左側のように内側に傾いただけです。顎の幅は変わっていません。

歯槽骨と基底骨の違い

 

そもそも顎の骨は歯の周りを支える薄い歯槽骨とその下の基底骨に分かれます。当院での床矯正やSH療法で便宜的に「顎を広げる」という話をしていますがあくまで押しているのは歯槽骨の部分で基底骨は変わりません。逆に言うと歯の周りを基底骨でしっかり固めたら成長期であってもダイナミックな変化は望めなくなるでしょう。

 

逆に歯槽骨は薄いので、頬杖だけでなく舌などの力で歯が動くようになり、歯周病でこの薄い骨がなくなっていけば歯の周りの骨がなくなるので抜けてしまいます。

 

顔の輪郭自体は基底骨の話なので、頬杖でいくら歯のところを押しても、仮に頬杖でアーチが歪ませて小さくしても顔が小さくなる・ならないとは別な問題です。内側に歯が傾斜すればかみ合わせも不良になります。

 

 

③頬杖と同じように横向き寝やうつぶせ寝なども同じで歯列をゆがませます。

あおむけで寝ましょう

 

寝ているときの正しい姿勢は仰向けで寝ることです。横向き寝やうつぶせ寝も歯列をゆがませる大きな要因です。

 

頭の重さは大人だと5キロ。ボーリングの球と同じくらいです。子供でもそれに近い重さがあります。それによって押されることで歯列は歪みます。また顎の関節が未発達な子供の場合そうすることで顎の位置も大きく変わります。乳歯の反対咬合・受け口の子供の場合うつぶせ寝の子供が多いという話もあります。

 

また寝相の問題は呼吸の問題です。寝ている時、無意識で悪い寝方になるのは、正しい寝相仰向けで寝るのが苦しいので悪い方に寝相が動きます。正しい仰向けで寝る子供はうつ伏せでは苦しくて寝れません。

 

④頬杖もなぜ手を使うか考えましょう

頬杖も同じで、なんで手をつくかを考えないと

「やめなさい!!」

とお母さんがいつも注意するだけになってしまいます。そのうちお母さんは行儀の悪い子と思い始め、毎回毎回注意される子供も嫌になりお互いストレスがたまるだけです。

口呼吸による猫背口呼吸の場合、口で吸う気道を確保するために頭が前に出て猫背の姿勢になります。頭が前に出ると体を支えるのが大変になるので手をついて体を支えたくなります。これが頬杖の原因です。

 

大事なのは鼻呼吸にして首が前方に出なくなるようになることです。そうすると姿勢もよくなり、自然と手をつかなくてもよくなります。

 

大事なのは何でもかんでも注意していいわけではなく、注意しても治るものと・治らないものがあるという事です。何か悪いことをしている→やめるといった簡単なことではなく、何でしているのか?それ御w治すためにはどうするかを考えることで答えが見つかります。

 

 

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お子さんの歯並びが悪くなる癖や呼吸、食事などの生活の問題があります。きれいな歯並びを願うお母さんの思いだけでは正しい発育はできません。問題は口がぽかんと空いている子供に「口を閉じなさい」といっても解決しない様々な間問題が絡み合った複雑なものです。

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