【子供の歯並び予防19】箸正しく使えていますか?


【2018年2月22日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近い ただ歯科クリニックです。

初めての方はブログの簡単な注意事項があります。こちらの記事に目を通してください。

 

今日は箸についてのお話です。

 

もくじ
①お子さんは箸は正しく使えていますか?
②HBの鉛筆が使えない子供たち
③手先の問題は歯医者にどういった影響があるのでしょうか?
④お父さんやお母さんの顔を子供はどう書きますか?
⑤どんどん手を使って遊びましょう。手を使って勉強しましょうxx

 

①お子さんは箸は正しく使えていますか?

箸を正しく使えていない子供たちが多いようです。ある調査では小学生の6割の子供が正しく箸を使えていないようです。

正しく使えていなくてもご飯が食べているからいいなんて声も聞こえてきそうですが問題は箸だけで起こっていることではありません。

 

 

②HBの鉛筆が使えない子供たち

4月から新学期が始まると文房具コーナーでは鉛筆が売られている季節です。お父さんお母さんはは小学校にもっていく鉛筆はHBだったと思います。今の小学生用の鉛筆の売り場を見てもHBの鉛筆がありません。主流は2Bの鉛筆です。現任の一つに筆圧の低下があるといわれています。昔よりも字を書く、絵を描くことが減ったりしているのも原因の一つでしょう。塗り絵をスマホのゲームでやらせたりしている光景を見たりします。汚れないし、楽ですが、スマホやタブレットで塗り絵をしても手を使えるようにはなりません。

 

 

③手先の問題は歯医者にどういった影響があるのでしょうか?

箸を使えない、鉛筆の筆圧が弱いそういった問題があれば同じように口の中では歯ブラシが上手に使えない子供も増えてきます。よく「仕上げ磨きは?いつまですればいいですか?」といった質問や「うちは子供にどんどんやらせたいので自分で歯磨きするようにさせてるんです」なんてご家庭、虫歯ができたら「歯ブラシ市内からでしょ!」と子供のせいにしてみたりしますが、箸も使えない、字も上手に書けない、そんな手先でしっかり歯を磨くのは難しいと思います。

 

 

たまにお母さんと話し込むときなど、待っている子供に塗り絵をさせて待ってもらったりします。その時も細かいところまで上手に塗れる子供もいれば、枠をはみ出したり上手に塗れない子供もいます。どんどんやっていて何枚も塗り絵をしても楽しそうな子供もいれば、1枚か2枚書いて疲れてしまう子供もいます。

筆圧も弱く、長い時間書くような力がない子供が歯ブラシはしっかり時間をかけてできるのでしょうか?

 

④お父さんやお母さんの顔を子供はどう書きますか?

子供にお母さんやお父さんの顔を書かせると目が大きかったり、顔と体のバランスがあっていなかったりします。あれはあんな化け物ように見えているわけではなく、見えているものを頭で理解して書き出す能力がう不足しているわけです。そんな子供に「奥歯の歯と歯の間が・・」とか「大人の歯が出てきたからそこを・・」なんて言って「うん、わかった!」なんて言ってもわかっていないわけです。

年齢で「もう〇歳になったから」とか、一人でできるようにさせたいと言ってもできないのにやらせてはいけません。

 

 

⑤どんどん手を使って遊びましょう。手を使って勉強しましょう

汚れたり、落書きしたりいろいろ心配ではありますし、紙はたくさんいりますが絵はたくさん描いたほうがいいですし、字もたくさん練習したほうがいいです。タブレットを使って勉強もいいですが、書かないと手の能力が上がってきません。

手先の能力がないのに、歯ブラシは何歳だからとかでもう仕上げ磨きはいいかなと子供に任せるのは違うと思います。子供一人一人の手先の発達のなかで歯ブラシを見ることが大事だと思います。

 

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お子さんの歯並びが悪くなる癖や呼吸、食事などの生活の問題があります。きれいな歯並びを願うお母さんの思いだけでは正しい発育はできません。問題は口がぽかんと空いている子供に「口を閉じなさい」といっても解決しない様々な間問題が絡み合った複雑なものです。

子供の歯並びを悪くする癖・生活・食事について考えてみませんか?


注意事項

*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。

*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。

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