【小児矯正】小さいころに矯正をはじめたから早く治療が終わるかというと・・・


【2018年3月31日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区富谷市 ただ歯科クリニックです。

初めての方はブログの簡単な注意事項があります。こちらの記事に目を通してください。

 

今日は成長期の矯正治療をするうえでよくある間違いのお話です。

 

もくじ
①成長期の矯正治療は今ある問題を解決はするけれど・・・
②子供の矯正はいつまで様子を見ないといけないのか?
③終わりが一緒なら、早く始めなくてもいいのでは?
④矯正は綱引きというの知っているとわかりやすい
⑤早く矯正を始めて経過を見るというのは・・?
⑥短い期間でで矯正を終わらせたいというのであれば

 

①成長期の矯正治療は今ある問題を解決はするけれど・・・

子供の時期の矯正治療は

「今ある問題」

「今の段階で予想されるこれから起こる問題」

に対して行う矯正治療です。

 

7~8歳の前歯のガタガタ叢生

 

このうち「今ある問題」を解決すると、治療は終わりというわけにいかないのが成長期の矯正治療です。

成人・大人の歯になってからの矯正は問題を解決したらそれで終わりです。その後歯周病や虫歯などで口の中の環境が変わるということがなければ、大きな変化はありません。

一方成長期に行う子供の矯正は、今る問題を解決できたからと言って、まだ生えてきてない永久歯が正しく経てきてくれるという保証にはなりません。次の問題が発生する可能性があります。

 

②子供の矯正はいつまで様子を見ないといけないのか?

子供の矯正は、最終的には上下の親知らずではなく12歳臼歯(第二大臼歯)と呼ばれる12歳になったら必ず生えてくる歯がしっかり生えてかみ合ったところで終了になると思います。それまで問題がなくても12歳臼歯がうまく生えなくてかみ合わせが変になると全体のかみ合わせにもずれが出たりすることもあります。

6歳で矯正を開始しても、9歳で矯正を開始しても、11歳で矯正を開始してもどこまで経過を見なければいけないかのゴールは上下の12歳臼歯がかみ合うところになります。

 

 

③終わりが一緒なら、早く始めなくてもいいのでは?

そうなると、わざわざ早い時期から矯正治療を開始しなくてもいいのではないか?と思ってしまいそうです。

11歳で初めて1~2年で終わって12歳臼歯が生えるのを確認すれば終わりになります。

しかし11歳で矯正を開始するというのはほとんどの歯が大人の歯になっている時期です。矯正としては顎の成長発育を利用する小児の矯正治療ではなく、上下左右の小臼歯を抜歯して上下奥歯にワイヤーをかける矯正の時期です。「歯を抜かないで」というのは可能なケースもありますがそれでも時間がかかるケースが殆どです。

 

 

また6~7歳であれば生えてきた何本かの永久歯の問題を解決する矯正ですが、11歳はほとんどが永久歯なので1本1本正しい位置に歯を動かしていかないといけないので大変になります。

同じことをするのであればゴーの時期が決まっているのなら後で始めたほうが期間が短くなりますが、実際はやる治療の中身が大きく変わります。

 

④矯正は綱引きというの知っているとわかりやすい

ワイヤーの矯正治療はワイヤーで歯を正しい位置に動かすのではなく、歯と歯の引っ張り合いで歯が動きます。

矯正は歯と歯の綱引き

大きい歯と小さい歯が引っ張り合いをすれば大きい歯が少し動いて小さい歯が多く動きます。何かを固定に歯を動かすわけです。最近は矯正用のインプラントというのを骨に打つことでそれを固定にして今まで動かせなかった動きをしたりするのも引っ張るときの強い固定が欲しいからです。

1本だけ位置がずれている歯があれば残りの13本で引っ張れば早く動くし、残りの13本はあまり位置が動きません。でも1本の歯を2本で引いたらなかなか動きませんし、2本の歯悪い方に少し引っ張られます。

 

⑤早く矯正を始めて経過を見るというのは・・?

つまり6~7歳のころに矯正を始めて早い段階で問題を解決できれば、それから生えてくる歯の経過を見ながらちょっとおかしな位置に歯が生えてきても並んでいる歯を固定に動かすのは難しくありません。

上の犬歯が八重歯といわれるようなすごい外側に生えてきたので矯正をしたいといっても、前歯4本がガタガタに並んでいたら犬歯をひぱっても正しい位置に来てくれないし、むしろガタガタの位置が悪い歯と犬歯によって悪くない位置に生えている前歯もそっちに引っ張られます。

早い時期に始める矯正というのは

今ある問題を解決して、新しく起こった問題は小さいうちに解決する

もしくは

これから起こるであろう問題が予想できるのであれば、早いうちからそれに対処をすることで問題を小さくする

という矯正になります。

 

⑥短い期間でで矯正を終わらせたいというのであれば

どうしても2年くらいの間で終わらせるのが目標であるならば、全部大人の歯になるのを待って、中学生以降に矯正を始めるのがいいと思います。もちろん成人になっているので抜歯や外科処置などは必要ですが、それらを行い上下ワイヤーをかけて矯正するのであればそこからの成長の変化はないので、今の状態に対して行う治療が全てです。治療が終わってから新しい歯は生えてこないですし、かわることはありません。

大事なことは「低年齢で始めて何年かで治療終わる」というケースはほとんどないので、低年齢から始めて成長の経過を見るか、全部成長が終わってから行うかのどちらにするかということです。

 

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ただ歯科クリニックでは矯正治療の無料相談をしています。

無料相談では費用や期間だけでなく、患者さんの現在の今の状態、なんでこうなってしまったのか?そういったことを話します。矯正の無料相談は、診療日のどの時間でも対応していますが、必ず予約して来院してください。

ただ歯科クリニック HP 

子供の歯並びのお悩み(小児矯正)

成人矯正・歯並びのお悩み

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ただ歯科クリニックの床矯正を行っています。

6~7歳の前歯の生え変わりの時に治療を開始すると、お子さんの成長する力を利用できて歯を抜かずにスペースを作ることができます。取り外しの床矯正は家にいるときと寝ているときに装置をつけてもらうので、学校での生活に負担をかけないで矯正治療をすることができます。

床矯正は9~10歳の犬歯の生え変わりが始まるまでにスペースを作って前歯を並べられるかが成功のポイントです。

ただ歯科クリニック HP 

子供の歯並びのお悩み(小児矯正)

6~7歳の前歯のガタガタ(叢生)は床矯正

ただ歯科クリニックは床矯正研究会の会員です。

 

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SH療法は狭窄した歯列を正常にする治療法です。歯列が狭窄していることで起こるかみ合わせや歯並びの問題を改善しする機能を重視した矯正治療です。1日8~10時間の装置の装着でいいので、学校が忙しい中学生や高校生、仕事がある社会人の方にも負担が少ない矯正治療です。

ただ歯科クリニック HP

SH療法~中学生と高校生と成人の萎縮した顎を元に戻す

「SH療法」HPのSH療法を受けられる歯科医院にただ歯科クリニックも掲載されています。


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