子供の上顎前突・出っ歯の矯正


上顎前突はまずは顎の位置関係を知ることが大事です

出っ歯のことを上顎前突といいます。読んで字の通り、上の顎の突出です。

実は出っ歯には2種類あります。

ひとつは正常な位置の下の顎に対して上の顎が前方に過成長している状態、上顎前突と呼ばれるもの。もう一つは正常な上の顎に対して、下の顎が後方に押し込まれている状態です。下顎の後退で相対的に上が出ている場合です。

つまり上の顎が原因の出っ歯と下の顎が原因の出っ歯と2種類あります。

 

下がった下顎    前に出た下顎

下の顎が後ろに下がっていることが原因ならば、正しい位置に戻れば前歯の出ている感じはなくなります。

 

日本人の7割が下の顎が後ろに下がっているのが原因の出っ歯です

診断が違えばそれに対しての治療も変わります。上の顎が前方に過成長をしているのであれば上の顎を内側に入れる治療が必要な治療です。下の顎が後方に下がっているのであれば、治療は下の顎を前方に誘導することです。まずはご自身がどちらなのかを知らなければいけません。

日本人の70%は下顎の後退による出っ歯です。

上顎と下顎のどちらが悪いのか知りましょう

 

子供は歯がぐらぐらでも平気でご飯を食べれます

歯の生え変わりの時に乳歯がグラグラしてても子供は平気でご飯を食べます。大人の人が歯周病であんなグラグラの歯があったら食べるときに違和感を感じてしまいます。これはなぜかというとまだ、生え変わり途中の子供は顎の関節の位置が決まっていません。顎の位置が決まっていないのでグラグラの歯があればそれに合わせてずらして噛めるのです。そういった不安定な状態の顎はちょっとお口の中に問題があればそれに合わせて悪い方向に動きます。

例えば・・・

頬杖悪習癖

このような頬杖や

うつぶせ寝

うつぶせ寝

ゲームや読書の悪い姿勢

このような姿勢で本を読んだり、スマホやゲームをやっているのも顎が正しい位置からずれる原因になります。もちろんこれ以外にもたくさんの生活習慣や癖で下の顎の位置が正しい位置からずれていきます。

 

顎の関節の位置が決まる前と後では治療が変わります

顎の関節の位置が決まる時期、永久歯に全部生え変わってかみ合わせが決まる時期、15歳前後で治療は大きく変わります。顎の関節が完成する前であれば後方に下がっている下顎を前に出す治療になります。一方顎の関節が完成してからは下顎を前に出すのが難しくなります。そうなると上の左右の歯を2本抜歯をして内側に下げる治療になります。

顎関節は15歳前後で完成

先ほどもお話しした通り下顎の後退に対して上の顎が正常であれば下の顎が前に出れば横顔は正常な上下の位置の横顔です。一方後ろに下がっている下の顎に対して上の顎を下げれば上も下の顎もどちらも正常より下がった顎になります。横顔のラインが全く違ったものになります。

下顎が下がった顔  正しい上下の顎の関係

どちらの横顔がいいでしょうか?

 

 

 

スペースの問題がある場合はまずスペースの問題です

出っ歯、上顎前突以外にスペースの問題があればまずはスペースの問題からアプローチします。

6~7歳の前歯のガタガタは「床矯正治療」

を参照してください。

床矯正おうちでネジを回して拡大

歯が並ぶスペースが足りなければ歯は前に出ていきます。スペースを作ってあげることで内側に歯が入っていきます。

他にも上の歯の並ぶスペースがないために内側に入った前歯が下顎を前に出さないようにブロックしている場合があります。上の前歯は正しい位置なのに、下の顎が下がっているために子供が出っ歯になったとお母さんは連れてきます。その場合もまずはスペースを作って正しいアーチに上の歯を並べないと、下の顎は前に行きたくても出ていきません。

 

 

スペースの問題は6~7歳で開始をして9歳の犬歯の生え変わりまでに終わらせるのが成功のポイントになります。その時期を逃してしまうと顎の位置関係よりも歯を並べる治療に時間を取られていきます。スペースの問題と前後関係の問題を同時に治療するのは難しいです。

 

治療の流れ

①初回は無料相談

初回は必ず無料相談です。お子さんの今の状態、なんでこうなってしまったか?これからどういったことが考えられるのかを説明します。特に上の顎が出ているのか?下の顎が下がっているのか?ということをお母さんが知ることが大事です。

まずは無料相談

②資料集め

レントゲン撮影(パノラマ・セファロを含む)・型取り・写真撮影などをして必要な資料を合わせます。

型取り

③スペースの問題がある場合

床矯正を使った拡大処置、金具(ブラケット)やワイヤーを使って歯を並べる治療があります。歯が並ぶスペースを作って並べるまでの治療は

6~7歳の前歯のガタガタは床矯正治療

と同じ治療になります。

 

床矯正ファンタイプ拡大

④1カ月に1回チェック

大きく問題がなければ1か月に1回チェックで来院します。口の中のクリーニングと写真による記録も取ります。スペースの問題は9~10歳の犬歯が生えてくるまでに終わらせるのが理想的です。

月に一回のチェック

⑤スペースの問題が改善されたら顎の位置の前後関係の改善

後ろに下がった顎を前方に出す治療をします。既製マウスピース装置や床矯正などお子さんに合わせた装置を選択します。経過は顎の関節の位置が決まるまで、15歳前後まで確認する必要があります。

⑥顎の位置が完成するまで経過観察

12歳臼歯が出てきてから2~3年たってかみ合わせに変化がなければ落ち着いてくると思います。

 

 

 

治療費

治療費は税別です。

スペースの問題がある場合

診断料

(レントゲン撮影・模型診査・写真撮影)

35,000円
床矯正装置 片側  60,000円

ブラケットで歯を並べる

(金具とワイヤーの固定装置)

60,000円
調整管理料 1,500円

 

顎の位置関係を正常にする治療

お子さんの状態、協力度によって治療内容が変わります。取り外しの装置もあれば固定の装置もあります。費用としては30,000円から100,000円が目安になります。

 

初回は無料相談です。

お口の中を拝見していない状態でのメールや電話での問い合わせにはお答えしかねます。初回は無料相談となっていますのでこちらをご利用してください。また無料相談ではこちらで難しいケースでなければだいたい1時間ほどお話をします。曜日や時間によっては予約が取りづらいことがあります。無断でのキャンセルや何回も予約を変更された場合お断るすること上がります。

 

装置の説明はこちらをクリックしてください

 

ご注意ください

このページの内容はただ歯科クリニックでの治療のお話です。他院での同様の装置を使っていても治療の目的・内容は違うものになります。出っ歯・上顎前突に関しては治療介入のタイミングなどは各医院ごとで変わってきます。ご注意ください。またページの内容を無断で使用することはお断りいたします。

  

 



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