【義歯16】入れ歯を長持ちさせるために


【2019年1月15日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区富谷市 ただ歯科クリニックです。

初めての方はブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

 

⓵この入れ歯何年持ちますか?

よく保険外、自由診療の入れ歯の話になるとき

「何年持ちますか?」みたいな話を聞かれることがあります。

 

入れ歯を「モノ」としてとらえると何年持つのかとか一生モノなら高いお金を出してもといったことになるのかもしれません。でも口の中に入る生体の中の一部というのであれば変化があるということ理解しておなかないといけないのかもしれません。

 

車も高い車であれば、乱暴に乗って、オイルも交換しなくてもいいというものではありません。入れ歯も同じで毎日口の中に入れて使っていくものです。正しい使い方や手入れが必要になります。

 

 

②入れ歯は維持に必要な歯があります。

歯が全くない人が入れる総入れ歯でなければ、入れ歯には維持のために何本かの歯に針金をかけないといけません。そういった維持のための歯が虫歯でかけたり、歯周病でグラグラになってしまい抜歯になってしまうのであれば入れ歯も何らかの影響を受けます。

 

かぶせたりして差し歯になっている歯であれば、作り直してしまうと入れ歯の維持の針金に合わせて差し歯を作ることはできないので、その部分に針金をかけれなくなったり、新しい針金を作る、設計によっては入れ歯を新しくしないといけなくなります。

 

いい入れ歯だからと言っても、維持に使う歯が問題ないかどうかは別です。

 

③修理しやすい入れ歯、修理しにくい入れ歯

こういったほとんどがプラスチックでできている入れ歯の場合、針金が一本単位で作られていると、針金をかけている歯を作り直すことになっても針金の修理のみで対応できます。

一方で保険で作る一部の入れ歯や自由診療の金属床で金属のフレームの中に針金が組み込まれている場合にはそういった針金の付け替えができなくなるので注意が必要になります。

という話だけすると修理しやすい入れ歯のほうがいいとなってしまいそうですが、プラスチックの赤い部分が多いというのは強度のために入れ歯の厚みが必要になり、発音しづらかったり違和感が出たりします。さらにプラスチックの場合には作る過程の中でどうしても変形を起こしやすく適合も甘くなってしまいます。

 

修理はしやすいが、大きく厚い入れ歯で、適合も甘くなってしまうということです。

 

自由診療の金属床の入れ歯は設計が自由に複雑にできるので、適合や快適さがよくなる一方、こういったトラブルに対処が難しい場合があります。つまり修理がないような口の中の状況、変化がないように維持をしていく必要があります。

 

 

④いい入れ歯を長持ちさせるためには?

つまり自由診療の入れ歯のような金属のフレームで設計をしっかりと行いできるだけ薄く・小さく・適合のいい入れ歯を作る場合には維持のために針金をかける歯がどれだけ持つのかが大事になるわけです。

 

入れ歯を作るということは、転倒などの外傷でなければ、虫歯や歯周病などの何らかの歯の問題があって歯を失ったわけです。そういったリスクのある方が、リスクはそのままでいい入れ歯を入れても、入れ歯に虫歯の予防効果がるわけではありません。歯ブラシをしてない、甘いものを食べている虫歯のリスクが高いままで自由診療の入れ歯を入れても入れ歯が壊れなくてもお口の中の状況が変わります。

 

同じように歯周病の治療の必要性があるのにそのままにしておけば歯はグラグラに揺れてきますし、維持の歯が揺れてしまえばどれだけ適合のいい入れ歯を入れても、揺れてうまく噛めなくなります。

 

 

最初にでてきた入れ歯そのものがいつまでもつかどうかを聞く人は自分の口の中の変化というものをあまり考えていないのでこういった質問になってしまいます。かぶせ物・差し歯もそうですが「どれくらい持ちますか?」と聞かれても虫歯になったり歯周病で歯がグラグラになれば、いくら高額の差し歯にしてもダメなわけです。じゃあ虫歯にならないように、歯周病にならないようにと言われてもそれができたらばそもそも虫歯の治療も歯周病の治療の必要もなくなります。

 

 

⑤一つの入れ歯をきっかけに

先ほども申しましたが義歯を入れるようになったということは何らかの原因があって歯を失ったということです。虫歯や歯周病で歯を失ったということは最低でも今までと同じようにしていれば同じお口の中であればまた同じように歯を失ってしまうようなことや大きな処置が必要になってしまいます。

 

新しい入れ歯を入れたことをきっかけにそういった自身のリスクを減らしていくようにするというは必ず必要です。そのためのきっかけとして新し入れ歯を入れる、自由診療の入れ歯を入れるというのはいいとは思います。

 

しかし入れ歯を入れないといけなくなった原因、歯を失ってしまった原因を無視して、自由診療の入れ歯を入れても、遅かれ早かれお口の中で様々なトラブルが起こってしまい、それに合わせて修理をしたりもう使えなくなったりしてしまうことがあります。

 

 


ただ歯科クリニックは入れ歯の治療に力を入れています。

まずは今使っている入れ歯のお悩みを教えてください。義歯の取り扱いは個人差があります。入れ歯は、すぐ問題なく使える方もいれば、時間がかかることもあります。今使っている入れ歯をよりよく改善していくことがまずは大事になります。

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