【食育】子供の「好き嫌い」や「食」の悩みありませんか?


こんなお悩みありませんか?

 

☑子供の食べ物の好き嫌いが多い

☑子供が食べるのが遅い、噛まないで丸のみしている

☑子供が食べるときに遊び食べをして集中してくれない

☑食べる量が少ない。いつも残す。

☑食べるときにくちゃくちゃ音がする

 

なんでうちの子はご飯を食べてくれないのだろう?

離乳が始まり食事をしていく中で「なんでご飯を食べてくれないのだろう?」と悩んでいるお母さんも多いと思います。

 

好き嫌いが多い

量を食べてくれない

いつまでももぐもぐ噛んでいる

遊び食べをして食べてくれない

行儀が悪い

などなど

 

そしてそれに対して子供に強く言ってしまったり毎日の食事がつらい親子の時間になっているかもしれません。しかしそういった子供のできないには必ず理由があります。

 

 

正しく噛んで(咀嚼)していますか?

正しい「噛む(咀嚼)」というのはどういったことを言うのでしょう?

こう聞かれて正しい答えを言えるお母さんはなかなかいません。

ほとんどのお母さんは子供が残さず食べたかどうかはチェックしても、しっかり噛んで食べたかどうかまではみていません。

 

噛む(咀嚼)というのはまず目で見て食べ物を認識することから始めます。

普通の人は飴玉を見て今までの経験から無意識に噛まないで「なめる」という選択します。口の中に飴を入れてから、噛んでみて硬いからなめるわけではありません。見て経験から噛み方を変えるわけです。一方で初めて食べる子供たちは噛んでみて固いのを知ったり、なめるのを覚えることで正しい飴の食べ方を理解していきます。

 

つかみ食べをしっかりさせましたか?

赤ちゃんがする「つかみ食べ」はそういった経験がない赤ちゃんが実際に触ることで熱さや、硬さ、自分の適切な一口量などを覚えてどういう風に噛むかを練習して学んでいくものです。食べ物をこぼして汚いから、すぐに吐きだしたりするからと言って、あまり「つかみ食べ」をさせないお母さんがいます。

 

 

「つかみ食べ」が足りないと、食べ物で噛み方を変えられないので、食感で食べられないものができたり、複数の食材が混ざるのを嫌ったり、熱い冷たいがわからないので冷まさないと食べれなくなったりします。

 

飴でいうと実際手で触ってから口の中に入れたら「固い」という情報があるから思いっきり噛んでびっくりすることはありません。でもべたべた触ったり落っことしたりするからとお母さんが直接口の中に入れた情報がないから噛んだり、飲み込んで詰まったりしてしまいます。

 

猫舌という病気はありません。

「猫舌」という病気はありません。舌の異常ではなく熱いものを食べるときと冷たいものを食べるときの舌の温度に敏感なところを当てないような動きができるかどうかです。今自分が食べるの物が熱いのか?冷たいのか?分からなければ舌の動き方を変えることができません。そういった意味でもつかみ食べは大事な作業です。

 

大人になっても猫舌の人はそういった小さいときにしなければいけないことをしなかったので正しい使い方を覚えられなかった人です。

 

正しい一口量がわからないと・・・

一口でどれだけの量を食べればいいかがわからないと、どれだけの量を、どのくらいのスピードや頻度で口に運べばいいのかわかりません。たくさん口の中に入れていつまでももぐもぐしていたり、逆に丸のみしたり、水がなければ飲み込めないということが起こります。こういったこともつかみ食べの時期に失敗したら戻したりしながら学んでいきます。

 

このように「つかみ食べ」だけではなく、成長の途中で、やらなければいけない必要なことをしなかったり、できていないのに次のステップに行ってしまうと、そこで問題起こってしまいます。

 

おいいしいのに食べられない

こういったことになると、「味」ではなく食感で食べられなかったり、一つ一つは食べられるのに一緒に混ざってしまうと食べられなかったり、熱々がおいいしいのに冷めてからじゃないと食べれないからあんまり食べなかったり、うまく食べられなかくて詰まってしまったかという理由で、「嫌い」となってしまいます。そうやっていくと本当は食べれるのに好き嫌いが多くなってきてしまいます。

 

これは食べるだけではなく他のことでも成長・発達途中の子供全般で起こることです。これはやってはいけない、ここはやらせないといけないということをお母さんが知らないといけません。

 

多くのお母さんが子供の「食べること」の悩みを抱えています。

平成27年の乳幼児の栄誉調査では

丸のみしている28.9%

食べる量が少ない21.8%

偏食21.2%

食べるのを嫌がる15.6%

と多くのお母さんが虫歯や歯並び以外にも子供の口の中での悩みを抱えています。

 

しかしそういったことの多くは、お母さんが子供に強くいったり、料理の腕の問題ではなく、正しいことをして正しいことができるようになるステップを踏んでるのかどうかが大事になります。

 

好き嫌いが多い・食べる量が少ないと思う前に・・・・。

例えば先ほどとは別の味の「食べ物の好き嫌いが多い」とか「食べる量が少ない」といったことがあるとつい「食べてもらうようにどうするか?」といった、メニューに目がいってしまいます。もちろん食べ物そのものの好き嫌いもありますが、ちょっと視点を変えて見てみることも大事です。

 

単純に「お腹が減っていない」のであれば子供は食べてくれません。お腹が減っていなければ、少ない量でおなかが一杯になりますし、好きなものしか食べなくてもいいので結果として嫌いなものをたべなくなります。まずは「お腹ペコペコの状態を毎食前に作っているか?」が大事になります。

 

 

ではお腹が減らすためにはどうすればいいか?と考えていくと一つは遊び、体を使った遊びが少ない可能性があります。単純に動けばお腹が減ります。遊ぶ場所や時間、道具以外にも、靴があってなかったりすれば走り回ってくれません。すぐに歩くと「抱っこ―」と子供が言うのは足元の問題も関係します。

足についての問題は足育のページをご覧ください。

【足育】歩くとすぐに「抱っこー」と言われませんか?

 

他にも夜寝る時間が遅い、睡眠の問題や不規則な生活で、生活のリズムが安定しないと、朝から元気いっぱいに遊べません。お昼寝をしない子供が悪いのか?眠くならないほど運動をしないのが悪いのか?で話は変わってきます。

 

まずは朝から元気に遊べるような生活にすることが大事です。

 

 

他にも間食が多ければお腹が減りません。特に砂糖が入っているお菓子を食べてしまうと血糖値が上がることで満腹中枢は満たされます。ご飯の前にちょっと食べたおやつのせいで食事の時にはお腹が減っている感覚がないのでおなか一杯まで食べないといったことや、おなかが減っていない感覚のせいで好きなものしか食べなくてもいいといったことが起こります。

 

さらにこの場合、実際に胃の中がいっぱいになっているわけではないので、そのあと寝てくれない、寝つきが悪いといった事が起こります。

 

 

そうしてこのように砂糖の摂取、お菓子を日常的に食べていれば虫歯ができてしまいます。小さいころから虫歯ができてしまう子供たちの多くに、「好き嫌いや」「食べる量が少ない」などの問題が同時に起こっています。それ以外にも睡眠や生活全体の問題を抱えてしまっています。そういった子供達に虫歯の治療をして、穴を埋めたからと言って全体の問題が改善するわけではありません。

 

あくまでも歯医者から提案する食育というのは、好き嫌いが多い子供に食べてもらえるメニューを考えることでも、無理やり食べるようにしてもらうことでもなく、日々の生活全体問題を改善していくことのひとつだと思います。

 

前歯はギザギザで奥歯はいつまでも歯が出てこないのは噛めない子供です。

食べることの問題はは歯並びや歯の形にも影響します。

 

生えたての前歯の永久歯はギザギザで生えてきます。それ自体は歯の形の異常ではありません。ギザギザのところはしっかり噛むことで削られていき、きれいな歯の形になります。早い子ですと生えてから半年もあればギザギザはなくなります。一方で全く前歯で咬んでいない子供は中学生や大人になってもギザギザが残っています。見た目の形が気にならないからいいではなく、前歯で噛んでいない機能の問題があるということです。

噛んでないと消えない前歯のギザギザ

 

奥歯も同じで6歳臼歯が生えてきてから1年たっても一番奥に歯ぐきがかぶって隠れていたりするのは噛んでいない証拠です。しっかり噛むようにトレーニングをしていかなければ歯は出てきてくれません。

 

 

先月前歯が出てきたばかりなら問題ないですが、永久歯が生えて何年もたつのにいつまでも短いの歯になっているのも同様に噛んでいないからです。歯ぐきを切ったり、矯正をしなくてもしっかり噛むのを覚えれば本来の形になります。

 

噛んでいないのならば、使ってない機能に合わせた歯は出てきます。これは先天的な歯の形態異常とは別です。

参考文献:鈴木設矢「臨床医のための床矯正・矯正治療」「口腔機能をはぐくむバイオセラピープロモーション」

 

噛んでいなければ顎は成長してくれません

日本歯科大学名誉教授の小林義典名誉教授は「不十分な咀嚼が口や顎、顔への成長発育に影響を及ぼしている」ことも指摘しています。動物実験等でも軟性の餌を与えることで顎の有意に小さくなることも報告されており、同じようにファーストフードに代表される軟性の食事が顎を小さくすることを招き、不正咬合を増加させ、顎が後退をし、口呼吸が増える原因になっていることを指摘しています。

参考文献:小林義典「咬合・咀嚼が語る健康長寿」

 

6歳前後の前歯が生えてきたときにスペースが足りなくなる子供は、

歯が大きいのか?

顎が小さいのか?

歯が大きくて顎が小さいのか?

の3つに分けられます。

 

このうち歯が大きいのは何かしたから大きくなるわけでも、小さくなるわけでもありません。しかし顎の成長は、しっかり噛んでいるか?使っているかで変わってきます。しっかり噛んでいない使っていない子供には、そこの子供に合わせた顎の広がり方をするので噛まなくても、使えなくてもいい歯並びになってしまいます。

7~8歳の前歯のガタガタ叢生

こういった噛んでいない子供が矯正をしてきれいに歯並びになっても噛めるようになるわけではありません。むしろ噛んでいない子供にとってはきれいな歯並びが使いづらい歯並びです。

 

 

「子供の食べる悩み」は早い段階から解決を!

子供の食べる問題は、哺乳や離乳の時期での大事なポイントを知ることや、今の生活の中で問題を見つけて改善していく必要があります。

 

ただ歯科クリニックでは0~1歳、1~3歳の母親教室を行っています。

乳幼児の時期からの、「これをしてはいけない」「この時期にはこれを目標にする」といったことを知ることで子供たちの食べる問題の改善と正しい機能の獲得、それによる正常な発育を目指していきます。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

【母親教室】0~3歳児の歯や健康にいい子育てのポイント

 



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