【床矯正】6~7歳の前歯のガタガタ(叢生)


子供の歯並びのガタガタ・叢生(そうせい)こんな疑問はありませんか?

歯並びの疑問

 

□永久歯が生えたらガタガタに並んでいる。成長とともに顎が広がって自然に治るのか?

□顎が小さいので歯が並んでいない気がする。

□歯医者さんに子供の前歯の歯並びを相談したら「様子を見ましょうと言われた」

□大人の歯になってから矯正しましょうと言われたけどこのまま何もしないの?

□永久歯の前歯が大きい気がする。

□子供の矯正の費用はいくらか心配。

□治療期間がどのくらいかかるか心配。

こういった疑問がこのページで解決するヒントになるかもしれません。

 

お子さんの前歯が並ぶ隙間がない3つの理由を知りましょう

6~7歳の時期に生えてきた前歯がきれいに並ばない原因は3つあります。

①平均的な顎の成長をしたが・歯が大きい

②歯の大きさは正常だが・顎の成長の不足

③顎の成長も不足している・歯も大きい

この3つのどれかになります。

 

歯並びのことは相談してください歯の大きさのはコントロールできない

この中で①と③の歯の大きさというのは、何かコントロールできるものではありません。当院に乳歯のころから通ったからといって小さい歯になわけではありません。また生えてきた歯が徐々に大きくなったり、小さくなったりすることもありません。

 

顎が小さいのは発育不良

しかし②や③の正しい顎の成長ができていないのは、何か問題があって正しい機能が獲得できない結果、正しく顎が成長ができなかった、発育ができなかったということです。発育成長の問題です。

 

 

①②③の状態が違えばそれにに対する治療も変わります。

歯の大きさの計測①は大きい歯に合わせて、何らかの装置で平均以上に顎の成長を誘導するのが必要です。

ゼロをプラスにする治療です。

 

②は平均的な顎の成長に乗せることが必要です。

マイナスをゼロにする治療です。

 

③は正しい顎の成長も誘導しないといけないし、歯の大きさの分もあります。一番歯が並ぶために必要なスペースの量が多くなります。

マイナスをプラスにします。

 

同じ歯が並んでないように見えても、①②③のどれなのかで、矯正治療で歯が並ぶために必要なスペースの量も変わってきます。必要な量が変わればそのために必要な期間や費用が変わってきます。①や②よりは③のほうが必要なスペースがたくさん必要になります。③なのに「自然に並ぶかもしれない・・・」と様子を見ても正しい発育もできないし、歯の大きさはそのままなので状況が悪くなるだけです。

 

大事なことは

見た目でどれだけガタガタに歯が並んでいるかではなく

歯が大きいのか?顎が小さいのか?を知ることです。

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床矯正(しょうきょうせい)という治療法があります

歯が並ぶスペースの問題の多くは6~7歳の前歯の生え変わりの時期に始まります。

「床矯正」(しょうきょうせい)という治療法は顎の骨が成長する歯の生え変わりの時期を中心に、歯が並ぶスペースを作る治療法です。

 

床矯正平行拡大上床矯正平行拡大下 

 

 

床矯正は
●取り外しのできる
●1日14時間以上入れる装置です。

 

床矯正という装置を1日14時間以上入れてもらいます。装置のねじを回すことで装置が少し広がっります。それを入れていくとそれに合わせて顎が広がり、また広げた装置を入れて顎が広がりというのを繰り返していきます。

自分で取り外しができる矯正装置

14時間というのは夕方5時から朝7時まで入れていて14時間です。1日の半分以上装置を入れてほしいということです。食事の時は装置を外します。ただ歯科クリニックでは学校から帰ってきてから寝ているとき、朝学校に行くまでにつけてもらうようにお願いしています。

 

毎日指定された時間装置をを入れないと歯は動きません。

例えば寝ているときのみ8時間入れていると、14時間分の8時間だから半分くらいのペースで歯が動いていくわけではなく、外している時間1日の半分以上なので歯は動いていきません。

 

 

床矯正の成功のポイントは、犬歯が生えるまでに歯が並ぶスペースを作れるかです。

お口の中が「子供」なのは何歳まででしょう?

6~7歳に前歯の生え変わりが始まると、ずっと生え変わりが続くわけではなく前歯4本と6歳臼歯が生えたら2年ぐらいの間、生え変わりはお休みします。9~10歳になると犬歯より後ろの歯の生え変わりが始まります。床矯正」はこの9~10歳の生え変わりまでに歯が並ぶスペースを作れるかどうかがとても大事な成功のポイントです。

 

9~10歳までの大人の歯が前歯4本と6歳臼歯の時期なら、大人の歯と子供の歯の数はちょうど同じ数です。9~10歳を過ぎて奥の乳歯や犬歯の生え変わりが始まればもう大人の歯の数のほうが多くなっていきます。小学生が終わるころには、ほとんどの歯が永久歯、大人の歯になっています。

ここまでくると、まだ体は子供であってもお口の中は大人と同じです。

 

小学校6年生でも、もう全部大人の歯になっていればお口の中は子供ではなく大人です。

その子の見た目は、中学生・高校生・成人になれば変わりますが、口の中の状況は大きく変わるわけではありません。

 

7~9歳の矯正しやすい時期

写真のように前歯4本が大人の歯で、そこから先の生え変わりが始まらない時期が床矯正治療が有効な時期です。

 

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装置の限界を知りましょう

床矯正の装置についているネジは1個の装置につき5ミリ広がります。このネジを半年から1年かけて回していきます。広げる量は5ミリですが、誰でも5ミリ広がるというものではありません。

 

装着時間が同じように毎日14時間入れていても、成長のいい時期のお子さんだと5ミリのネジを巻いて、5ミリ以上広がる子供もでてきます。

一方犬歯の生え変わりが始まった小学生の高学年になるとしっかり装置を入れても5ミリ広がらなくなります。

成人の場合もう成長が終わっているので反応はより悪くなります。

 

床矯正は大人では積極的に行う治療法ではありません。大人になってから歯が並ぶスペースが足りなければ上下左右4本の第一小臼歯(犬歯の後ろの歯)を抜歯し矯正をします。

 

成人の抜歯矯正のイメージ

 

床矯正は装着時間も大事ですが、いつ治療を開始するかがとても大事な治療法です。

 

様子を見ていても顎は成長しません

 

先ほどの歯と顎の大きさで考えてみましょう。

③の顎の成長も不足している、歯も大きい子供が必要なスペースが一番多くなります。①や②のケースは拡大が5ミリ以内1個の装置で終わる可能性が出てきますが、③のケースは確実に5ミリ以上のスペースが必要になります。つまり装置も1個以上必要になるケースです。

そうなると治療に必要な期間も費用も変わってきます。

年齢が上がってくれば装置への反応も悪くなってきます。

治療開始のタイミングが遅れてしまうのは条件を悪くするだけです。

 

口の中の子供はいつまで?

 

様子を見ていて、自然に顎が広がっていくのでしょうか?

歯が生えてから骨が成長して歯が並んでいくわけではありません。

赤ちゃんの頃みんなガタガタに乳歯が生えてきて、4~5歳ぐらいできれいに並んだのでしょうか?大人の歯も同じです。自然に並ぶかもしれないと思ってしまうお母さんがいますが、歯が生えてから歯並びが改善するような成長を顎はしません。

様子を見ているというのは床矯正の治療しやすい時期を逃している可能性があります。

 

床矯正治療がテレビに取り上げられた時の動画です

少し古いテレビ番組の映像ですが、鈴木歯科医院:鈴木設矢先生が、床矯正のポイントをとても分かりやすく説明しています。ご覧になりたい方は画像をクリックしてください。

ただ歯科クリニックはこのテレビにも出られている鈴木先生が主幹の床矯正研究会に所属をしています。また床矯正装置は鈴木先生の歯科医院に技工をお願いをしています。

 

 

床矯正の治療流れ

初回は無料相談です。

初回は必ず無料相談です。お子さんの今の状態、先ほどの①②③のどのパターンか?なんでこうなってしまったか?これからどういったことが考えられるのかを説明します。治療を今開始したほうがいいのか?様子を見た場合どうなるのか?そういったこともお話しします。

まずは無料相談

資料集め

レントゲン撮影(パノラマ・セファロを含む)・型取り・写真撮影などをして必要な資料を合わせます。

この時に嚥下・飲み込みの機能が正しくない子供は嘔吐をしたりして型取りができないことがあります。その場合は機能訓練を先におこなっていき、型取りをできるところまで上げていきます。

型取りができないから矯正ができないということではありません。

 

型取り・レントゲン

 

また「このような大きな装置を子供が入れてくれるのか?」といった心配をされる方がいます。基本的には型取りをもとに装置を作る、つまり型取りよりも小さな装置になるので型取りができたら装置を入れることができると思います。

装置のセット

上下またはどちらかで治療をする子供は上下どちらかの装置をセットします。何回か調整と確認が必要です。

床矯正ファンタイプ上顎    床矯正前方移動上顎

 

1か月に1回のチェック

問題がなければ1か月に1回の間隔で来院していただきチェックします。来院時には装置の適合のチェックと調整、歯のクリーニング、写真撮影などを行います。希望される方にはフッ素塗布も行います。

月に1回チェック

装置の終了により次の治療を考えます。

だいたい1個の装置につきネジを半年から1年くらいの間で巻き終わります。まだ広げる場合は2個目の装置を製作します。スペースが十分な場合はその後に何らかの治療で歯を並べます。

おうちでネジを巻いて拡大

スペースができたら歯を並べる

拡大装置だけで治療が終わるわけではありません。

そこから2個目の床矯正装置や金具を用いたワイヤーを使って歯を並べます。ワイヤーの場合来院間隔が2~3週間に1回になります。できれば9~10歳にかけての犬歯が生える前に並べるのが理想です。

 

前歯を並べる閉鎖症  マルチブラケット・ワイヤーで歯を並べる

経過観察

ある程度歯が並んだら、残った乳歯から永久歯の生え変わりの歯が正しい位置に生えてくるか経過を見ていきます。もし生えてくる途中で少し正常な位置からずれて生えて来たら修正をしていきます。早期にみつけて1~2本のトラブルであれば簡単な装置や処置で改善できます。

このようにして12歳臼歯が生えて、大人の歯並びが完成するまで経過を確認します。

12歳臼歯が生えるまで経過観察

 

治療費

治療費は税別です。

診断料(レントゲン撮影・模型診査・写真撮影) 35,000円
床矯正 片側1個目

60,000円

床矯正 片側2個目 30,000円
ブラケットで歯を並べる(金具とワイヤーを使った固定装置)片側・本数にかかわらず 60,000円
床矯正の装置で歯を並べる 片側 30,000円
管理調整料 1,500円

 

装置についての説明はこちらをクリックしてください

 

初回は無料相談です。

お口の中を拝見していない状態でのメールや電話での問い合わせにはお答えしかねます。初回は無料相談となっていますので予約をしてこちらをご利用ください。無料相談ではこちらでお断りするような難しいケースでなければだいたい1時間ほどお話をします。曜日や時間によっては予約が取りづらいことがあります。また無断でのキャンセルや何回も予約を変更された場合などはお断りすることがあります。

 

ご注意ください

このページの内容はただ歯科クリニックでの治療のお話です。他院での同様の装置を使っていても治療の目的・内容は違うものになります。またページの内容を無断で使用することはお断りいたします。

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