【2018年3月23日 6:00 PM更新】
こんにちは
仙台市泉区・富谷市からも近い ただ歯科クリニックです。
初めての方はブログの簡単な注意事項があります。こちらの記事に目を通してください
今日はよくある「気になるので上の歯だけ矯正してほしい」といった話についてです。
もくじ
①気になるところだけしてもらいたいところですが・・・。
②しっかり噛んでいたら片側だけ動いたら噛めなくなる
③上の前歯だけを引っ込めたいという相談でよくあること
④全くかみ合っていない歯を動かすのなら話は別ですが・・・
⑤ただ歯科クリニックの矯正の初回は無料相談です。
①気になるところだけしてもらいたいところですが・・・。
費用的なものもあるのかもしれませんが、気になるところだけ矯正をしてほしいという方は多いです。上の前歯だけ気になるのでそこだけを矯正してほしいといったことはよくあります。
逆に一般的なワイヤーの矯正治療は上下奥歯までワイヤーをかけて矯正をしますが何でなのでしょうか?
「歯医者さんがお金儲けをするために」なんて意地悪な答えじゃなくて今日は考えてみましょう。
②しっかり噛んでいたら片側だけ動いたら噛めなくなる
当たり前ですが上下しっかり噛んでいる歯、前歯でも奥歯でもどっちか片側が動いたら噛めなくなります。
それがぶつからないところに動くのなら(噛まなくなるのでそれもよくはないですが・・)まだいいですが、反対側の歯がにぶつかってしまったら邪魔で動けません。
しっかりかみ合っている歯の片側だけ動かすというのは無理ということです。
③上の前歯だけを引っ込めたいという相談でよくあること
上の前歯が出ているのでそれを内側に入れたい、そこだけ気になるといった相談はよくあります。
そういった人の想像しているのは
これが
こうなる
イメージなんだと思います。
でも実際は
下の歯とかみ合っていると
こうなるんですね。この時に
「上の真ん中の2本の前歯が出ているのが気になるから内側に入れてほしい、上の歯だけの矯正で」
ということになると
上下の歯がこのようにかみ合っているのであれば、上の真ん中の前歯だけ内側に入れたいと思っても(黒い矢印の方向)、下の歯が邪魔で入っていきません。赤い矢印のところでぶつかります。
上の歯を内側に入れたいのならば下の歯も矯正するしかありません。下の歯が動かなければ上が動けないからです。
もう一つは
真ん中の前歯を内側に入れるのではなく、両隣の歯が前に出てくることで歯が並ぶ。ゴールのアーチの形が変わってくるということです。
「上だけ矯正してほしい」
のゴールはこちらになります。このアーチを下げたいのであれば下が動かいのことには並びません。
④全くかみ合っていない歯を動かすのなら話は別ですが・・・
歯というのは上下で噛みあっている以上片側を動かすのであればかみ合わっている反対側も動かないといけません。口の中は君の毛が入ったらわかるくらい敏感なところで、ちょっと砂を噛んでしまったりしたときにも気づくようになっています。そういったところで片側だけの歯を動かすのは難しくなります。それは前歯でも、奥歯でも同じです。一般的な成人の矯正が上下奥歯までワイヤーをかけてするのは、そうする理由があるからです。
⑤ただ歯科クリニックの矯正の初回は無料相談です。
できるだけご希望にそうようにはしたいですが、部分矯正で可能かどうか?片側だけでできるかどうか?というのはどんなケースでもできるものではありません。そういったことを矯正の初回の無料相談ではお話をしています。
気になるところだけを治療したいというはいいのですが、それが全体を矯正した場合と同じゴールと必ずしも同じではないというのを知らないと後で「矯正をしてみたがこうじゃなかった・・」という話になります。
前歯の部分矯正は「気になるところだけ」を矯正するので費用や期間の負担が少なく済みますが、どんなケースにでもできると言わけではありません。
まずはご相談ください。
矯正の無料相談を行っています。(要予約)
無料相談では費用や期間だけでなく、患者さんの現在の今の状態、なんでこうなってしまったのか?そういったことを話します。矯正の無料相談は、診療日のどの時間でも対応していますが、必ず予約して来院してください。
メール予約:こちらをクリックしてください
お口の中を拝見していない状態でのメールや電話での問い合わせにはお答えしかねます。
無断でのキャンセル・何回も予約を変更するなどがあった場合お断りすることがあります。
大人の前歯4本の部分矯正は前歯に治療範囲を限定することで期間や費用を抑えることができます。奥歯のかみ合わせに問題がある場合や八重歯の矯正などは適応ではありません。まずは矯正の無料相談をご利用ください。
「プチな矯正」HPで前歯に特化した矯正治療が可能な歯科医院にただ歯科クリックも掲載されています。
注意事項
*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。
*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。
*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。
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