【2024年1月31日 9:43 AM更新】
こんにちは
仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。
初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。
まずはこの度の令和6年能登半島地震で被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
そういったことから今一度今日は災害時の歯科的な視点からのお話をしようと思います。
もくじ
①まずは口も大事だけれども状況に合わせて優先度を決めてください。
②避難用リュックには歯ブラシを!
③水がないことを想定しましょう。
④リュックの中に「液体ハミガキ」があると便利
⑤食べるものが少ない時はお菓子を食べてもいいけれど・・・
⑥和式トイレは練習しておこう!
⑦実際は想定通りにはいかない!
①まずは口も大事だけれども状況に合わせて優先度を決めてください。
今回の能登半島地震もですし、この地域であれば東日本大震災だと思いますが、大きな災害になった場合にそれぞれの置かれる状況は大きく違います。
今日の話はあくまで自宅で避難生活をしながら、電気水道ガス等のライフラインがない状態、道路等が寸断されて生活物資等が入らない、ガソリン等もないし道も寸断されてそういったものを自分たちから取りに行けないといった状況の方を基準にしています。
家などに入れないため避難所での生活を余儀なくされた場合、歯ブラシよりも優先されなければいけないことがたくさんあります。その場合はある程度落ち着いてからお口の中は気にしてください。もちろん痛くなったり虫歯ができたりはあるので、その辺りも臨機応変にといってしまえばそれぞれですが、傷みやすい歯があったり個人のリスクも大きく違います。また食料が入らない中で「甘いものは虫歯になる」から食べてはいけませんと言える状況ではないので、その場の状況でやるしかないと思います。
②避難用リュックには歯ブラシを!
まずは避難用リュックには家族分の歯ブラシを用意することをおお勧めします。もちろん家での避難であれば大丈夫なことは多いのですが、実際は洗面所が地震の影響でと使えない、入れない状況になるといつも家の中に歯ブラシを置いていたところに取りにいかないといけません。また置いていたのが倒れて床に落ちてたりすると衛生面の問題もでます。いつも使っている歯ブラシの新しいのをリュックに入れているのがいいと思います。
③水がないことを想定しましょう。
次に災害時は断水という状況になると歯ブラシの難易度は大きく上がります。
普段から「水なしの歯ブラシでつばを吐いて不快感がないか」どうかといった練習する必要があります。特に子供は水でうがいできないと違和感が残り歯ブラシそのものを嫌がったりします。かといって断水の状況で飲み水が限られている中で歯ブラシに使う必要があるのか?と聞かれるとそうではないと思います。その場になってではなくそういったシュミレーションを普段からするのが大事だと思います。
④リュックの中に「液体ハミガキ」があると便利
また最近では水のなない中でも歯ブラシができる液体ハミガキというものがあります。
ただし子供の場合「味」で嫌がる可能性もあるので、これもそういった状況になったらではなく、普段から使ってみて練習をして子供に味に慣れさせる必要があるのかなと思います。そうして使ってみたものをリュックに一本入れておくといいと思います。
⑤食べるものが少ない時はお菓子を食べてもいいけれど・・・
また「甘いものを食べたら虫歯になる」は誰もが知っていますが、災害時に食べるものがない時に虫歯になるから甘いものを食べるなというわけにはいきません。
ただし虫歯になりにくいように少しでも「食べ方」を工夫する必要があります。
まずは量ですが甘いものを食べると血糖値が上がり満腹中枢が刺激されるので、量的には食べていなくてもお腹がいっぱいになった感覚になります。避難生活でおなかが減っているとついたくさん食べれる時食べようとしますが、甘いものであればそこまで食べなくてもいいということになります。
それは量的なコントロールは虫歯もそうですが、少ない食料をできるだけ長く使うためでもあります。
またそういったことからダラダラと長い時間かけて食べる必要はないと思います。むしろ2時間くらいに一回とるだけでも空腹感は抑えられます。
井村屋では「えいようかん」という賞味期限が5年持つようかんがあります。
こういったものを避難グッズのなかに入れておくのもいいかと思います。
⑥和式トイレは練習しておこう!
基本水がない中での仮設トイレは和式が多いです。やはり子供達でも和式トイレを普段からできるようにしておくというのは大事かと思います。
ただしある調査では小学生や中学生、学年に関わらずしゃがみ込みができない子供が15%ぐらいいるといわれています。できない場合はしょうがないのと、自宅避難のような場合に備えてやはりトイレの用意というのも大事になると思います。
特にトイレ事情で問題があると、支援物資が来ても食べるのを躊躇してしまったり、避難生活でのストレスにもなります。普段からこういったトイレの用意も必要になると思います。
⑦実際は想定通りにはいかない!
最初から話している通りこういった大きな災害時には、ガスや電気水道が止まっただけで家には住めるのか?
家が損傷を受けて車中泊や避難所での生活になるのかという状況でも大きく変わります。
また今回の能登の場合主要道路が少なく、それらが損傷を受けため、一時的や物資を補充しに動くのもままならない状況でした。そうではなく道路が生きていれば地域の外に移動できいろいろな状況も変わったりします。
今日の話もこういったことができるという話で、実際の災害時に想定外のことがあればまだ足りないことだらけだと思います。東日本大震災も10年以上前の話で、経験をしていない子供たちも多いので今回の災害をきっかけに今一度防災について、できればお口の中のことについても考えていただけると嬉しいです。
注意事項
*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。
*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。
*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。
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