【2018年1月19日 6:00 PM更新】
こんにちは
仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。
初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。
今日は子供の歯ブラシでのちょっとした話です。
もくじ
①歯ブラシすると嫌がる子供 実は・・・?
②自分が歯ブラシする時呼吸はしていますか?止めていますか?
③歯ブラシをしているときの子供の呼吸を見てあげましょう。
④寝かせるよりも立たせると呼吸は楽になるけれど・・・
⑤さらに終わりがわかるようにしてあげると子供は楽。
⑥そもそも長く口を開いていられない子供には歯磨き粉を使わないほうが楽です。
⑦子供の呼吸を知ってお母さんも合わせてあげましょう。
①歯ブラシすると嫌がる子供 実は・・・?
歯ブラシしようとして逃げる子供はまた違った対処が必要ですが、歯ブラシはさせてくれるけどそのあとすぐに逃げてしまう、なかなかじっとしていられないような子供の場合、歯ブラシが嫌いなのではなく、苦しくて動いてしまっているかもしれません。
②自分が歯ブラシする時呼吸はしていますか?止めていますか?
お母さんが歯ブラシをする時でまずは考えてみましょう。
歯ブラシする時
口で息してる
鼻で息している
息を止めている
どうですか?もしくはやってみるとどれが楽ですか?
一つだけはっきりするのは「口で息しながら歯ブラシは難しい」ということです。
ましてや寝転がってするのであればなおさらです。
③歯ブラシをしているときの子供の呼吸を見てあげましょう。
まずは普段から口呼吸で鼻呼吸ができなかったり、鼻が詰まったりしているようなときに「鼻で呼吸をして」といっても無理です。そういったお子さんには息を止めてもらってその間に歯ブラシします。つまり歯ブラシは長くできないので、右上の奥を磨いたら1回うがい。上の前歯を磨いたら1回うがい。上の左の奥を磨いたら1回うがい。とこまめにうがいをしながら磨いていくのがいいと思います。
うがいは1回しかしちゃいけないと勘違いしている人が結構多いですが、苦しいのを我慢して最後までやるくらいならうがいをこまめにしてあげたほうがいいです。
鼻呼吸ができているお子さんであればある程度こまめにうがいをしなくても上手にできると思います。
④寝かせるよりも立たせると呼吸は楽になるけれど・・・
立たせ後ろ磨きとか立たせ磨きとか子供を立たせると呼吸は楽になります。
しかし立たせたときに下の歯は見えるのですが上の歯、特に虫歯になりやすい上の歯と歯の間(赤い矢印の部位)が光が全く当たらないので、見えづらくなります。虫歯ができたりしても見づらいので発見できなかったりします。
立たせてもいいのですが見づらいところは週に一回くらいは寝かせて異常がないかチェックしたいです。
鏡とかでチェックできるならいいですが、結局光がうまく入らないと難しいと思います。
立たせて磨く場合は上の歯の奥歯を注意しましょう。
⑤さらに終わりがわかるようにしてあげると子供は楽。
小さくブロックごとに分けて磨くのであれば子供もわかりやすいのでいいですが、ある程度呼吸が上手にできるので1回でしっかり磨くのであればその子の呼吸に合わせて歌を歌ってあげたりすると、どのタイミングで1回終わるかどうかがわかるので子供としても楽になります。
いつまで口を開けていればいいかわからないと不安になってしまいます。
⑥そもそも長く口を開いていられない子供には歯磨き粉を使わないほうが楽です。
上手に呼吸ができていなくてうまく水がためられない子供の場合そもそも歯磨き粉を使わないほうが楽です。歯磨き粉には発泡剤と言って泡立つ薬が入っています。泡立つと見た目はいいですが、呼吸が苦しい子供はより苦しくなるだけです。子供用の歯磨き粉ではそこまで入っていないものもありますが、そもそも上手につばをためられないこの場合歯磨き粉をう使わないほうが楽だと思います。
⑦子供の呼吸を知ってお母さんも合わせてあげましょう。
子供の呼吸のことを考えないで歯ブラシしても子供は苦しいだけです。子供が「ママもっとこまめにうがいをさせて!」と注意してくれればいいですが苦しかったらやだーと逃げるだけです。ましてやお母さんの都合に苦しいけど子供が我慢して合わせるものでもありません。
お母さんが子供の呼吸に合わせてあげましょう。
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