【2017年11月25日 6:00 PM更新】
こんにちは
仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。
初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。
今日は歯ブラシをいつから始めるかというお話です。
もくじ
①歯ブラシって歯が生えてきてから始めるもの?
②赤ちゃんの気持ちになって考えてましょう
③歯が生えてなくても、歯ブラシの練習はできます。
④初めて磨くときには痛いところ上唇小帯は注意
⑤お母さんだって初めてですが赤ちゃんんだって初めてです
①歯ブラシって歯が生えてきてから始めるもの?
赤ちゃんの歯ブラシ。
歯ブラシって歯が生えて来たらすぐした方がいいですか?
何本か歯が生えるまではしなくていいですか?
奥歯が生えてくるまで歯ブラシはしなくていいですか?
様々な質問やこんな話聞いたよということがあります。

答えは
「歯ブラシは歯が生えてきてから始めたら遅い!」
です。
②赤ちゃんの気持ちになって考えてましょう
さて赤ちゃんからすると、ある日突然歯が生えて来た。まぁ本人は歯という認識よりはなにか出てきたぐらいでしょうが。そうしたら突然お母さんが得体のしれないもの(歯ブラシ)をもって立っている。突然抱えられて、寝かせられる。動けない体制。
初めてのお子さんなら初めての歯ブラシ。お母さんの顔はこわばって緊張しているのではないのでしょうか?そんな雰囲気は赤ちゃんにも確実に伝わります。
そして赤ちゃんは泣く。「ギャー助けてーーー!」
歯ブラシ初日に赤ちゃんがびっくりするに決まっています。

お母さんが怖い歯医者さんになってはいけません。
③歯が生えてなくても、歯ブラシの練習はできます。
例えばまだ歯が生えてないときからゴロンと歯ブラシの体制にする練習はできます。その時にお母さんがお口の中をのぞいてあげたり、指で触ってあげたりしたら歯ブラシの時に初めてお口の中を見るよりも全然違います。指で触れば赤ちゃんがお口の中で触ると嫌がるところとかも事前にわかります。そうすればいざ歯ブラシするときにそういったところを触らないようにできます。
赤ちゃんもそういったゴロンと寝たり、口をあけたり、何かお母さんが口の中に入れてくる延長で歯ブラシになるのでびっくりしなくなります。
④初めて磨くときには痛いところ上唇小帯は注意
前歯が生えた赤ちゃんのの歯磨きで一番大事なのは上唇小帯という筋に歯ブラシが当たらないようにすることです。お母さんも鏡で見てもらうと自分にあるのがわかると思います。歯ブラシを当ててみればわかりますが痛いです。
赤ちゃんはこれが歯に近いところにあります。もともとおっばいを吸う時にはこういった位置にあって歯が生えて噛むのを覚えていくうちに歯から離れていきます。
6~7歳の大人の前歯が生えてくるころまでに歯かはなれていないと、正中離開といって前歯がすきっぱになる原因になります。
この上唇小帯を指で当たらにようにしてあげないと、お母さんが一生懸命前歯を磨こうとすればするほど赤ちゃんは痛くて嫌がります。こういったところも事前に指で触ってみると赤ちゃんが嫌がったりするのでわかります。
⑤お母さんだって初めてですが赤ちゃんだって初めての歯ブラシです
歯が生えたら歯ブラシをするのではなくその前から赤ちゃんの口の中を触ってみて、嫌がるところはないかチェックしましょう。そこは歯ブラシでも嫌がるところです。
またいきなり寝かせて抑えても赤ちゃんはびっくりします。
歯が生える前から練習をしてなれるようにしましょう。
赤ちゃんが慣れるためでもありますし、お母さんが慣れるためでもあります。

ただ歯科クリニックでは矯正治療の無料相談をしています。
費用や期間だけでなく、患者さんの現在の今の状態、なんでこうなってしまったのか?そういったことを話します。診療日のどの時間でもできますが必ず予約して来院してください。
お子さんの歯並びが悪くなる癖や呼吸、食事などの生活の問題があります。きれいな歯並びを願うお母さんの思いだけでは正しい発育はできません。問題は口がぽかんと空いている子供に「口を閉じなさい」といっても解決しない様々な間問題が絡み合った複雑なものです。
子供の歯並びを悪くする癖・生活・食事について考えてみませんか?
注意事項
*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。
*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。
*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。
前へ:【子供の歯ブラシ3】子供がぐずるとお菓子をあげています。でも歯ブラシ毎日しているのでいいでしょうか・・?
次へ:【子供の歯ブラシ5】子供の歯磨き粉でよくあるお母さんの間違い?
カテゴリ【歯ブラシ・歯磨き粉のお話】の関連記事
(2018年8月24日更新)
【子供の歯ブラシ7】成長と発達を見ながら子供の歯ブラシを考える
(2018年4月2日更新)
【虫歯予防7】歯ブラシにつける歯磨き粉のつけすぎに注意
(2018年2月22日更新)
【子供の歯並び予防19】箸正しく使えていますか?
(2018年1月19日更新)
【子供の歯ブラシ6】歯ブラシをしているとじっとできない子供。実は・・・?
(2017年11月30日更新)
【子供の歯ブラシ5】子供の歯磨き粉でよくあるお母さんの間違い?
Blogメニュー
- 椅子にじっと座れない子どもの“口の機能”とのお話 (感覚統合 × 口腔機能からやさしく理解する【3】)
- 小児歯科のお悩み相談室【2】指しゃぶりや頬杖って大丈夫?クセと歯並びのやさしい話
- 偏食が治らないのはワガママじゃない。(感覚統合 × 口腔機能からやさしく理解する【2】)
- 小児歯科お悩み相談室【1】1. 歯並びが乱れにくい子に共通する“生活リズム”とは?
- 子どもが噛めない理由──叱っても治らないのは“感覚”の問題? (感覚統合 × 口腔機能からやさしく理解する【1】)
- 食べると口の中に物を詰め込みすぎてしまう
- 好き嫌いが多いい偏食で悩んでいませんか?
- プレオルソ(機能的マウスピース矯正装置)を用いた乳歯の反対咬合の矯正治療
- 口腔機能発達不全症について
- 年末年始の休診日について
- 小児歯科お悩み相談室 (2)
- 感覚統合 × 口腔機能からやさしく理解する (3)
- 口腔機能発達不全症 (37)
- インビザライン目立たないマウスピース矯正 (2)
- ただ歯科クリニックからのお知らせ (21)
- 歯についての話 (4)
- 不正咬合・悪い歯並びの種類について (21)
- 大人の前歯4本の部分矯正・目立たないマウスピース矯正の話 (13)
- 中学生・高校生・成人のSH療法 (10)
- 小児矯正・子供の歯並び・小学校低学年の矯正治療 (64)
- 矯正治療の費用について (6)
- 矯正治療の抜歯・歯を抜かない矯正について (2)
- きれいな歯並びになる子育てのヒント (89)
- お子さんが虫歯にならないための話(虫歯予防) (18)
- 歯ブラシ・歯磨き粉のお話 (9)
▶Blogトップへ戻る





