【子供の歯ブラシ5】子供の歯磨き粉でよくあるお母さんの間違い?


【2017年11月30日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。

初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

今日は子供の歯磨き粉についての話です。

 

もくじ
①子供の歯磨き粉でお母さんがする間違い。
②子供の虫歯予防に大事なのは?
③歯磨き粉を使った方がお子さんは大変?
④休みなく1回で子供の歯磨きは苦しいだけ
⑤まとめ

 

 

①子供の歯磨き粉でお母さんがする間違い。

よく

子供の歯ブラシでいい歯磨き粉ありますか?

とか

虫歯にならない歯磨き粉はどれですか?

とか

フッ素入りの歯磨き粉使わないと虫歯になりますか?

とかよく聞かれます。

フッ素入り歯磨き粉を毎日使いましょうこういった質問の多くは子供の歯磨きで歯磨き粉を使わないといけないという前提があります。

ただ大前提を話すと歯磨き粉を絶対使わないといけないわけではありません。

あくまで歯磨き粉は使えれば使った方がいいけども、歯磨き粉を使ったから虫歯にならないわけではありません。

 

 

 

 

 

②子供の虫歯予防に大事なのは?

子供の虫歯予防に大事なのは

・歯ブラシをしっかりすること

・間食できるだけしない、ダラダラ食いをしないこと

・砂糖の摂取の制限、できる限り取らないこと

です。

虫歯菌に砂糖を上げないことが大事です歯ブラシを50点、食事の管理を50点とすると

歯磨き粉の効果はフッ素が入っていても+10点です。

つまりフッ素入りの歯磨きを使っているからといって、間食ばかりをして、お菓子やジュースで砂糖を摂取すれば虫歯になります。

 

 

 

 

 

 

③歯磨き粉を使った方がお子さんは大変?

歯磨き粉を使うと最近は特に子供用の歯磨き粉でも味があるので子供の歯ブラシがしやすそうな感じがします。しかしまず発泡剤などが入っているものは泡立ちます。お口の中が泡立っているとお母さんはよく磨けているんじゃないか?と思ってしまいますが泡立っている方が子供は口の中がいっぱいなので苦しいです。

 

嫌がったり暴れたりすると

「この味嫌いなのかな?じゃ違う歯磨き粉に変えよう!」

なんてしてしまいますがただ泡立って苦しいだけだったりします。

 

「この子度の歯磨き粉でも嫌がるんです」なんて言うお母さんの多くはただお口の中を泡まみれにしているだけだったりします。歯ブラシにつける歯磨き粉の量も子供なので少しでいいのに歯ブラシいっぱいにつけたりしてもダメです。具体的にどれくらいかというと、米粒くらいで十分です。

 

④休みなく1回で子供の歯磨きは苦しいだけ

お母さんが子供の歯磨きをするときに、うがいを途中でして休ませないで1回で磨ききる方がいます。

 

例えば歯医者のクリーニング治療でも、うがいがなくずっとしていると苦しかったりします。

 

 

子供の歯磨きも同じで1回で全部磨くとお子さんはずっと唾をためているので苦しいわけです。

しかも立ってやっているわけではなく寝ながらしているので。

わからなければ夫婦でお互いにやってみて体験してみるとわかると思います。

 

例えば前歯で一回うがい。

右の奥歯で一回うがい。

左の奥歯で一回うがい。

といった感じで分けながら歯磨きをしても全然いいのす。それでも苦しいならもっと小分けにしてもいいです。

 

⑤まとめ

子供の歯磨き粉は必ず必要ではありません。

フッ素入りの歯磨き粉を使わなかったから虫歯になったのではなく、砂糖を摂取したから虫歯になったのです。砂糖を食べた虫歯菌が出す酸が歯を溶かします。砂糖を摂取しなければ虫歯にはなりません。

味だけに目が行きがちですが、歯磨き粉を使った場合と使わない場合では、歯磨き粉を使った方が子供は苦しくなります。唾をためるのが上手じゃないお子さんは特に苦しいです。歯磨き粉を使うのであればお子さんが苦しくないように何回か分けて歯磨きしましょう。

 


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注意事項

*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。

*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。

*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。




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