【2017年12月14日 6:00 PM更新】
こんにちは
仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。
初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。
今日はなかなかお母さんが気づかないお話
もくじ
①いつも誰と歯医者さんに来ているのでしょうか?
②乳歯の抜歯の日にいつもと違う人と歯医者に行くと・・・?
③付き添いの人がころころ変わるのはあまりよくなかったりします。
④大事なのは子供ができていることは当たり前じゃないということです。
⑤歯科医院に行ったらその日はとにかくほめましょう
①いつも誰と歯医者さんに来ているのでしょうか?
いつも子供は誰と歯医者に行きますか?
あまりお母さんお父さんは気にしていませんが「誰と歯医者に行くのか?」というのは子供にとっては結構重要なことだったりします。
②乳歯の抜歯の日にいつもと違う人と歯医者に行くと・・・?
たまにいつも一緒に行くお母さんが体調悪くて代わりにお父さんと来たという女の子がいます。その日抜歯なんてなると、お母さんと来てたときに抜歯ができてたはずなのにパッと見たら
しくしくと泣き出す・・。
こういったことよくあるんですね。
この子供の場合はお母さんといるときはいいのですが、お父さんとには甘えているんですね。もしくはお父さんがやさしいので甘えると何とかしてくれるんじゃないか?ということで今までできたこともできなくなったりします。
逆もあっていつもできていないことが、家では怖いお父さんとくると、子供は緊張してるモードになるのでできたりする子もいます。
男の子の場合もお父さんだといいけども、お母さんには甘えてしまうとかそういったことが起こります。
③付き添いの人がころころ変わるのはあまりよくなかったりします。
そういったことで、家庭のいろいろな関係性で、付き添いの人が変わるといつもできてた虫歯の治療や抜歯などができなかったりします。検診や矯正の毎月のチェックくらいならいいのですが、何らかの処置をするときは付き添いの人が変わるとこういったことが起こるというのを頭に入れておきましょう。
④大事なのは子供ができていることは当たり前じゃないということです。
ついつい歯医者で、虫歯の治療ができた、麻酔ができた、抜歯ができたとなると
「うちの子は歯医者大丈夫だわ」
なんて思ってしまいそうですが実はその子のキャパシティ限界で頑張っていたという事があります。
いろいろな因子がありその子の泣かないキャパがあるんですね。
もしかしたらそれは
お母さんと来たからかもしれないし
お父さんと来たからかもしれません。
妹や弟がいると強くなる子もいれば、お姉ちゃんやお兄ちゃんと一緒だとできなくなる子もいます。
初めての歯医者じゃなくて
何回来たことのある歯医者だからかもしれません。
先生が優しいからかもしれないし、衛生士さんが優しいからかもしれません。
初めてのことではなく、前にしたことがあった処置だからかもしれません。
いつもあったキッズスペースのおもちゃがなかったら、できなかった子供さんもいました。
理由は子供一人一人違いますがみんなそ子の泣かないキャパシティの中でできることをしています。だから前回できたから、前はできたからといっても何かの条件が変わると突然できなくなります。付き添いの人が変わるのは子供にとってはものすごい条件が変わってしまうことがあるという事です。
⑤歯科医院に行ったらその日はとにかくほめましょう
とにかく大事なのは歯科医院に行ったら家に帰ってからほめましょう。オーバーでいいからほめましょう。
僕らがいくらほめてもご両親がほめるのから見たら効果は全くありません。
泣いてしまっても、「すごいねーできたじゃない、お母さんうれしいわー」なんて言ってあげるとできなくても子供は自信になります。
それを「あんなことで泣いて情けない。ねーおとうさん?」「そうだな男の子はもっと強くなきゃ・・・」なんて言ってしまうともう忘れがたい嫌な記憶になります。
出来なかったことがあったとしても目をつぶりましょう。それをおうちに帰ってネチネチ言ったところで次回の診療にはマイナスでしかありません。
またこういったお父さん、お母さんで対応が変わるのは悪いことではありません。
お父さんといると甘えるから厳しくしたり、逆にお母さんは優しくする必要はありません。
逆に利用をして何かできるようになるためのこと、例えば逆上がりの練習とか、宿題とか、自転車に乗るとかそういったときには子供が頑張れる方にお願いすればいいわけです。そこで優しい方が出てくると子供は甘えてしまって本当はできるようになれることもできなくしたりします。
最近は「イクメン」といってお父さんの子育てに参加するのがいいという流れですが、子供は二人いれば優しい○○、怖い▼▼とかならず分けて自分の集団での立場を作っていきます。やっぱり兄弟がいたら下の子は末っ子体質になりますし、一人っ子は一人っ子の立ち位置を作ります。お父さんが子育てをしなくていいということではないですが、子供にとってはこれをする時にはこっち、これをする時にはあっちという風に分けれた方が混乱しませんね。
ただ歯科クリニックでは矯正治療の無料相談をしています。
費用や期間だけでなく、患者さんの現在の今の状態、なんでこうなってしまったのか?そういったことを話します。診療日のどの時間でもできますが必ず予約して来院してください。
前へ:【虫歯予防4】シーラントって意味があるの?
次へ:【虫歯予防6】小児の虫歯についての基本的な考え方
カテゴリ【お子さんが虫歯にならないための話(虫歯予防)】の関連記事
(2023年11月8日更新)
【虫歯予防17】フッ素は体に毒だから使わない方がいい????
(2023年9月28日更新)
【虫歯予防16】虫歯にならないために子供の食器を共有するかどうか
(2023年9月6日更新)
【虫歯予防15】生まれたときから虫歯にならない口の育成をしよう!
(2023年5月23日更新)
【子供の歯並び予防44】虫歯になる前に予防するのが虫歯予防なら、歯並びの予防は・・・?
(2023年5月16日更新)
【虫歯予防14】朝ご飯を食べる子供、よく寝る子供は虫歯が少ない??
Blogメニュー
▶Blogトップへ戻る