【悪い子供の歯並び予防】手づかみ食べはこぼして汚いけど大事です


【2017年7月14日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区富谷市 ただ歯科クリニックです。

 

今日はつかみ食べのお話です。

 

もくじ

①「食べる」の一番最初って何かわかりますか?

②手づかみ食べは「食べる」ことを覚える大事な機会です。

③一番大事なのは食べる量と食事のリズムが決まってきます。

④ボロボロこぼして汚いからあまりさせたくないは間違い

 

①「食べる」の一番最初って何かわかりますか?

「食べる」という行為は広い意味ではまず目で食べる対象を見ることから始めます。硬いピーナッツを食べるときも、やわらかいプリンを食べるときも同じように噛むのではなく、私たちは食べ物の硬さや大きさ、今までの経験をもとに見たものから判断して噛み方を変えています。

 

無意識に行うのですが、それまでに練習や慣れが必要ということであれば「歩く・走る」といったことに近い動作です。ハイヒールを始めてはいたらやっぱりちょっと歩きづらかったりしますが、いつまでもそういった感じにはなりません。スキップもできるまでは練習しますが、できたら無意識にできるようになります。

 

そういった意味で「食べる」というのも様々な練習や経験の中で学んでいくものです。

 

②手づかみ食べは「食べる」ことを覚える大事な機会です。

赤ちゃんはまだ見たものを理解することができません。またそれまで食べたことがないものを判断する経験もありません。つかみ食べは手で触り食べ物の硬さなどを知ってそれを口の中に入れてどうか?これを食べるにはどういった食べ方をすればいいのか?といったことを勉強する機会です。見ただけでは理解できないのを1回手で触ることで感触を覚えて、さらに口の中に入れてどうなのかを学んでいきます。

 

子供手づかみ食べ

私たちは見れば「硬い食べ物」「柔らかい食べ物」味、あったかい・冷たいといったこともわかります。硬いせんべいを、アイスクリームをなめるようにぺろぺろする人はいません。あったかいスープを生ビールのジョッキのようにごくごく飲む人はいません。

でも子供は全くそういった情報がないから、触ってまずは判断するんです。そしてそれを一回では覚えられないので毎日毎日練習していくんですね。

 

③一番大事なのは食べる量と食事のリズムが決まってきます。

つかみ食べをしているときに子供は自分の食べやすい一口量を知ります。

 

たくさん口に詰め込んだら苦しくなるし、噛めなくなります。1回あたりどのくらいの量で、どのタイミングで次の食べ物を入れるか?こういったことも練習して覚えていきます。そして自分の食べるリズムや一口量が決定します。

 

幼稚園や小学校に入ってから「一回にたくさん詰め込んでいつまでももぐもぐしている」ことで食べるのが遅くなってしまう子供はこの時期の手づかみ食べが足りなかった可能性があります。

 

④ボロボロこぼして汚いからあまりさせたくないは間違い

必要な時期に手づかみ食べをすることで「食」に対しての意欲も興味もわいてきます。その食べ物に対しても味以外の硬さや温かさなどの情報がはいってきます。自分の一口の量がわからないのに箸の使い方だけを教えてもどれくらいのご飯を1回でとればいいわかりません。それをどのくらいのリズムで口の中に入れたら苦しくないのか?そういったこともわかりません。

 

いつまでも手づかみ食べをするわけではないので、こういったことがしっかりできないまま成長すると後で食べているときに様々な問題が出てきます。

 

子供手づかみ食べ

 

幼稚園や小学校に入ってご飯の時に苦戦するお子さんはこういった小さい時にしなけれなばいけなかったことができていないことが多いです。

 

給食

 

もちろんそういった子供は正しく噛めない、噛む機能が足りないといったことから、口の周りの機能の問題、そこから歯並びでも問題が起こることがあります。

 

参考までにこういったサイトでも手づかみ食べの大切さを訴えています。

ママ朗報】子どもは「手づかみ食べ」でいいんです

 

床が汚れる・汚い、このままずっと手で食べてしまう行儀の悪い子になってしまうんじゃないか?とあまり最近は手づかみ食べをさせないことがあるそうですが、注意しましょう。

 


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