【小児の矯正相談1】無料相談で話せること、話せないこと~小児編~


【2017年8月1日 4:31 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。

初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

ただ歯科クリニックの矯正治療の初回は無料相談です。今日はその話をします。

 

もくじ
①矯正の無料相談では何を話すの?
②お母さんが知らなければいけないことは何でしょうか?
③当初の予定通りにいかないこともあります。
④まとめ

 

①矯正の無料相談では何を話すの?

この無料相談では目で見た範囲で

どこが気になるのか?問題は他にあるのか?それはなぜそうなってしまったのか?

矯正治療が可能なのかどうか?簡単なのか?難しいのか?

その治療に対して費用はどのようにかかるのか?

どういった治療を行うのか?

そういったことをお話しします。

 

無料相談で話すこと

実際に矯正治療を始めたときにレントゲンを撮影したり、型取りで奥歯のかみ合わせを見たときに、相談の時に話したこと以外の問題が発生することがあります。その場合はまた新たな問題として必要であれば相談時に話た治療の話と変わってくることがあります。

 

例えばよくあるのはレントゲンを撮ると乳歯の下にあるはずの大人の歯がないこと。先天欠如歯といって永久歯がない子供がいます。2011年の日本小児学会で発表された15000人以上を調べたデータでは10%のこどもに永久歯の歯のないことが報告されています。ということは矯正を始める子供の中にも10人に1人の子供で永久歯の歯のないことが起こります。これ自体は珍しいことではないので、適切な時期に適切な治療を選択すれば問題はありませんが、レントゲンを撮影しなければわかりません。

 

 

②お母さんが知らなければいけないことは何でしょうか?

小児の矯正では

何でこうなってしまったか?

また現在がどういった状態か

ということをお話しします。今後どのような成長をするかも含め、現在の状態を知ることが大事です。

 

現状の理解がこちらと違うと治療御行う上で問題になります。こちらが難しいケースと思っていても、お母さんは簡単に治ると思っていれば治療を行う上で、必ずその後に問題になるからです。今の歯並びになってしまったのが先天的なものお母さんでコントロールできなかったものであれば別ですが、何らかの原因があって今の歯並びなったのであれば、その原因の改善がないと治療がうまくいかなかったり、治療後にまた歯並びが悪くなる原因になります。

 

子供の成長をみる

 

成長過程の子供は、それぞれの歯並びでの矯正治療の適切な時期があります。

今の子供の成長の時期がどの時期になるのか?

まだ成長していく余力がある時期ならいいのですが、もう成長が終わっている時期にもかかわらず年齢や学年だけで子供の矯正治療を希望されてもできない場合があります。成長が終わっているのであれば、それはもう大人の矯正をするケースです。

 

 

そういった認識をお母さんに一つ一つ理解をしてもらったうえで、治療を選択してもらうことが大事です。無料相談というのは現状を説明しそれを理解してもらい、そのうえでお母さんに矯正をする・しないを正しく選択してもらうためのものです。費用や期間といのは今の状態に合わせた治療法が決まれば決まるもので、難しいケースや長期にわたる管理が必要なのに費用や期間を抑えるのでは無理です。

 

③当初の予定通りにいかないこともあります。

子供の矯正の場合当初の予定通りにすべて進むとはかぎりません。

 

例えば1本単位でも生えてくる歯が変な位置に生えてくる、外側に生える、内側に生えるといったことが起こります。そういった時にはその時その時での治療がありますし、レントゲンを撮影してもそういった細かいこれから生えてくる歯の動きまでは予想はできません。

 

また歯並びが悪くなっている原因がそのままでは、一度歯並びがよくなってもまた悪い力で歯並びが悪くなったりこれから生えてくる歯に問題が起こります。そういった場合は矯正治療とともに原因の除去も行いますが、改善されていなければ歯並びが改善しても経過を見る必要があります。

 

もし最初の時点で、治療の期間や費用をはっきりさせたいのであれば、そもそも成長期の子供ではなく、成長が終わった大人の歯になってから矯正治療をされた方がいいと思います。大人の歯になってからは今治療を開始しても、1年前に初めても、来年初めても、高校生が大学生になるとか、驟雨y側や転勤、結婚や出産などの社会的な条件での矯正のしやすさは変わりますが、口の中は大きな変化はありません。

 

④まとめ

無料相談でも大まかな治療費のお話をしますが、それで確定ということではありません。ただ歯科クリニックの多くの治療は総額制ではなく、装置ごとの費用になっています。レントゲンや模型診査で他の問題が出た場合費用はまた変わってくることがあります。また小児の場合は治療をしていく中で成長という因子があります。取り外しの装置では当たり前ですがこちらのお願いした装着時間を守らなければうまく来ません。結果はあくまで幅があるものでそれによっても費用が変わってきます。そのあたりはご理解ください。

 

ご理解よろしくお願いします

 

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ただ歯科クリニックの床矯正を行っています。6~7歳の前歯の生え変わりの時に治療を開始すると、お子さんの成長する力を利用できて歯を抜かずにスペースを作ります。取り外しの床矯正は学校生活に負担をかけないで、家にいるときと寝ているときに装置をつけてもらいます。9~10歳の犬歯の生え変わりが始まるまでにスペースを作って前歯を並べられるかが床矯正成功のポイントです。

6~7歳の前歯のガタガタ(叢生)は床矯正

ただ歯科クリニックは一般社団法人 日本床矯正研究会の会員です。

 

注意事項

*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。

*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。

*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。




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