【子供の歯並び予防35】子供が何かできないときには、少し外してみる視点を覚える。


【2018年11月24日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区富谷市 ただ歯科クリニックです。

初めての方はブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

今日は子育ての中で例えば

・歯ブラシを嫌がってしてくれない

・食事が遅い

・すぐ抱っこという

とか色々な「できない」「してくれない」ことがあると思うのですがそういったことに対する一つの考え方のお話です。

 

もくじ
⓵「先生この子歯ブラシしてくれないんです!!先生から・・・」
②何で歯ブラシを嫌がってしてれないのでしょうか?
③歩くとすぐ「抱っこぉー」と言われたらどうしますか?
④一番いけないことは・・・?
⑤まだ自分の思っていることを表現できない子供に対してお母さんがすべきことは?

 

⓵「先生この子歯ブラシしてくれないんです!!先生から・・・」

歯医者をしているとよくあるのがお母さんが

 

「この子歯ブラシ嫌がっていつもしないんです。先生から・・」

 

この「先生から」というのがくるともう駄目ですね。

「先生から一言、言ってください」とか言われても

「さー僕は先生だぞーいいかい?明日からお母さんの言うことを聞いて歯ブラシをするんだぞ!」といったところで子供が「うん。わかった!」なんて言ってくれないわけです。一言言ってもらうならアンパンマンやドラえもんの着ぐるみを呼んで言ってもらった方が子供はいうことを聞いてくれます。

 

子育ては様々な場面でこちらの思い通りに「してくれない」「やってくれない」ことが出てきます。その時にどれだけしっかりそのできなことの原因を見つけていくかがとても大事なことになります。

 

②何で歯ブラシを嫌がってしてれないのでしょうか?

一番いけないのは歯ブラシを嫌がる子供に

「しなさい」

「やだ」

といった問答をいつまでもしてしまうことです。そして結局力で抑えること。

 

例えば小帯という歯ブラシが当たると痛いところがあります。そういったところをお母さんがよけないで当ててしまっていたら痛くて嫌がります。

 

呼吸、鼻呼吸ができなくて口呼吸の子供の場合長い間唾をためれません。そういった時には何回かに分けてこまめにうがいをしてあげないと唾がたまって苦しくて嫌がります。

赤ちゃんの時に口に色々入れて遊んだりしていないと口の中に他のものが入ることに慣れていない可能性があります。そういった場合口の中の感覚を鳴らしていく必要があります。

 

これ以外にも様々な原因があって歯ブラシを嫌がるわけです。でも子供は「お母さん底当てちゃダメなんだよ」とか「苦しいからうがいをさせてよ」とか「口の中に他のものが入るのが気持ち悪いんだよ」とは言ってくれません。

 

「やだ」

 

という一言で終わりです。その「やだ」に引っ張られて「やりなさい」といってしまうといつまでたってもできるようになりませんし、毎日言い合いと取っ組み合いをするだけです。

 

 

これは歯ブラシだけではなく様々な子育てでいえることで、お母さんがするべきことはできない原因を探ることです。

 

③歩くとすぐ「抱っこぉー」と言われたらどうしますか?

お出かけして歩いてるとすぐに「抱っこ」といわれる。買い物で手がふさがっていると大変です。

しょうがなく抱っこしますか?

それとも

すぐに抱っことなんて言わないで自分で歩きなさいと言いますか?

 

 

これも同じでなんで?そういうのかを考える必要があります。

 

例えば

靴が単純にあっていないから歩きづらい。子供は「お母さんこの靴ダメだよ!」なんて言ってくれません。そもそも履き心地じゃなくてキャラクターだったりで選んだりしますし。

歩くリズムが子供に合わせてない。手を引いてるときに歩くペースは誰に合わせていますか?これも「お母さん歩くの早い」と子供は注意しません。ついていくのが大変になったら→「だっこー」といいます。

 

足の筋肉がついていないのでそもそも長い時間歩けない。これはもっと一日の中で遊ぶ時間を作るとか足のマッサージなどをして歩けるようにしないといけません。

 

これを「いうことを聞いてくれない」「我慢強くない」「もう何でいつもこうなの!!」とお母さんが思ってしまっても解決にならないわけです。もちろん道端で抱っこする・しないでけんかを始めても意味がありません。

「抱っこ」といわれて毎回抱っこしてあげているお母さんも、結局は問題の解決をしていないので間違いなわけです。

 

お母さんが大事なのは子供がなんでこういった行動をとるのか?を考えることであり、そうしている原因に気づくことです。

 

④一番いけないことは・・・?

でもまだ子供と言い合いをするのはいい方で、一番いけないのはやってくれない子供に対して何か物でつってしまうことです。特に一番いけないのは・・・?

 

 

そうお菓子ですね。

 

 

お出かけしていて抱っことぐずる。「お菓子買ってあげるから・・」このパターンですね。

歯ブラシでも歯ブラシが終わったらお菓子をあげるとか本末転倒なことをする親子がいるわけです。

 

まぁ歯医者のブログなんで虫歯になりますは当たり前の話なのでしません。

 

じゃぁ何が問題化というと、お菓子の甘い味、砂糖は基本的にはすごく強烈な味です。特に3歳未満では砂糖をあまりとっていると小さな味の違いや自然の甘みがわからんくなり味音痴に将来なったりします。

 

また大人でも甘いもので血糖値が変わるように小さな体の子供はちょっとの量の砂糖製品でも血液の中が一気に変わります。その変化は脳に記憶されるので一回覚えたらお菓子の味は忘れません。次ももらうために他の日常生活の場面でも「やだ」を使うようになります。お母さんといる間はそれでもいいですが、小学校に入ったら先生はお菓子をくれません。突然子供は「いや」を使えない世界で生きていかなければいけません。結局後でそのギャップに苦しむのは子供です。

 

またそういった日常の中で甘いものちょこっと何回も食べるようになると、ちょっとの砂糖でも満腹感が得られるので子供はご飯の時に食べてくれません。食事の量自体も少ないのが問題ですが、もっと問題はおなかが減っていないので好きなものしか食べなくてもお腹がいっぱいになるので好き嫌いが多くなります。

 

まぁあと一応歯医者なので言っておきますが、虫歯のリスクはもちろん高くなります。

 

⑤まだ自分の思っていることを表現できない子供に対してお母さんがすべきことは?

まだ小さい子供は自分の思っていることのすべてを表現できるわけではありません。「イヤイヤ期」は有名ですがあれは突然その時期だけなんでも拒否する時期なのではなく、「イヤ」という感情表現しか知らないからなんでもイヤというわけです。

 

ある日街で小さな子供が「イヤイヤ」言ってまして、抑えようとしたお母さんの目に手が入ってしまいお母さんがうずくまってました。その時ちょっとの間すごく子供が困っていたんですね。痛がっているお母さんを見て。

 

ごめんなさいとか痛そうだから何かしてあげたいとかそういった様々な感情が出てきかかっているのですが表現できないどうすればいいかわからないんですね。「イヤ」って表現しかないから。

で結局子供は泣きだして「イヤーーーーー」ってなるのですけど。

 

この時に子供に怒りに任せてしまうのか?芽生えた感情に気づいてあげてこういったときにごめんなさいって言うんだよ?とか教えてあげるのか?で全く違った対応になるわけです。下手したらせっかくのごめんなさいや相手を思う気持ちを子供は否定されたと思ってしまい次に誰かを痛がらせてもそういった感情が出てこなくなります。

 

子育ての様々な場面で「できないこと」「思い通りにいかないこと」があります。その時に自分の気持ちをうまく表現できない子供に対してその行動だけに対してお母さんがリアクションをしてしまうことは必ずしも正しい答えではないときがあります。

 

 

まずお母さんがしなければいけないことは

「何でしてくれないのかなー」

「この子は本当は何が言いたいのだろう?」

といったことを探していくことです。

 

そしてそういった考えで何かあったときにお母さんが起こったことから一歩引いてみようとする、外してみると色々なことが見えてきます。一度試してみてください。

 

 


お子さんの歯並びが悪くなる癖や呼吸、食事などの生活の問題があります。きれいな歯並びを願うお母さんの思いだけでは正しい発育はできません。問題は口がぽかんと空いている子供に「口を閉じなさい」といっても解決しない様々な間問題が絡み合った複雑なものです。

子供の歯並びを悪くする癖・生活・食事について考えてみませんか?

 

 




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