【2018年2月24日 6:00 PM更新】
こんにちは
仙台市泉区・富谷市からも近い ただ歯科クリニックです。
初めての方はブログの簡単な注意事項があります。こちらの記事に目を通してください。
もくじ
①「3時のおやつ」というのはその通りで・・
②夜ご飯は何時に食べますか?
③甘いものを食べるとお腹が減らなくなります。
④お腹が減らないで夕食に突入したら?
⑤食事の間隔が短くなると虫歯にもなりやすい
⑥おやつは食べる時間から逆残して食べましょう。
⑦そもそもおやつとは?
①「3時のおやつ」というのはその通りで・・
よく3時のおやつという言い方をします。実際3時ピッタリにおやつを食べる必要があるということではないのですが、すごくポイントを抑えていると思います。例えば4時におやつを食べるとどういったことが考えられるのでしょうか?
②夜ご飯は何時に食べますか?
子供のご飯は何時くらいに食べるのでしょうか?大体6時から7時くらいではないのですか?さすがに9時に食べますとなると問題だと思います。6~7時くらいにご飯を食べるとすると3時におやつを食べると大体3時間前後ご飯まで時間が空きます。一方4時とか5時とかになってからおやつを食べた場合もう1~2時間でご飯です。
この次のご飯まで何時間開いているのかが大事になります。
③甘いものを食べるとお腹が減らなくなります。
砂糖を摂取するとセロトニンが分泌されて満腹感がえられます。
例えば5時とかにお菓子を食べて、その後1時間ぐらいでご飯だとお腹がしっかり減ってくれません。大人から見たら少しの量でも体が小さな子供にとっては大きな量になります。薬の飲む量は大人と子供で量を変えますが同じような認識です。ジュースやアイスなどでも砂糖が入っていれば、そのちょっとの砂糖で小腹が埋まってしまいます。
つまりおやつの時間のタイミングを間違うと、ご飯の時に小腹が埋まってるつまりおなかが減っていないという状態になります。
④お腹が減らないで夕食に突入したら?
お腹が減らないで夕食になったら子供はどうでしょう。
まずは単純に
・食べる量が少なくなります。
お腹が減っていないから当たり前ですね。
さらに食べる量が少なくなるというのはどれも同じようにたべなくなるのではなく
・自分の好きなものしか食べなくてもお腹がいっぱいになる
という環境を作ることになります。
つまり好き嫌いが多くなりやすいということです。
わざわざお腹がいっぱいなのに嫌いなものを食べる必要はありません。好きなものしか食べなくてもおなかがいっぱいになります。
逆に言えばお腹が減っていれば何でもいいから食べるようになります。多少苦手であっても食べないといけません。
他にも遊び足りない、体力があまりまくっていればおなかが減らないし、しっかり遊んでいればおなかが減ります。ただし遊びすぎはご飯の前に寝てしまうので注意しましょう。
⑤食事の間隔が短くなると虫歯にもなりやすい
また人間は大人でも子供でも、かならず何か食べ物を口の中に入れると、口の中が一回酸性になって外から防御反応を示すようになります。その時に歯は脱灰と言って1度表面が溶けてしまいます。そのあと唾液の力で30分から2時間かけて再石灰化といって徐々に中性に戻って、溶けた歯を修復していきます。
つまり歯の表面は食べるたびに溶けて戻ってというのを繰り返します。
食事まで2時間切るようなときにおやつを食べるというのは、歯が元に戻る前にまた食事をすることで溶かすということです。つまり何時間も歯を溶かしたままの状態になってしまい歯を弱くしてしまいます。
こういった歯の溶けて戻ってのバランスが悪く、歯が少し溶けているような状態が歯の表面が白くなっている状態です。特に生えたての永久歯で白いところがある子供はこういった間食のバランスが悪いわけです。
間食が多い子供はは虫歯のリスクを上げます。
板チョコを1日に1枚食べたときに、1回で1枚食べた子供と、8個に分けて1日に8回食べた子供であれば後者の方が虫歯のリスクが上がります。もちろん1枚を半分にして量そのものを減らすのも大事ですが、小分けに1日に何回も食べる、だらだらいつまでも食べる、常に口の中に何か入っているような子供は自分で虫歯になりやすい環境にしています。
⑥おやつは食べる時間から逆算して食べましょう。
おやつを食べるのは10時のおやつにしろ、3時のおやつにしろそのあとに食べる夕食や昼食の時間から逆残して食べましょう。ご飯までに時間が1時間もないのに何か食べてしまうのは先ほど述べたような、好き嫌いやあまり食べなくなったり、虫歯になりやすい環境を作ってしまいます。
基本は3食でしっかり食べれるようになればいいのですが、
間食が多い→3食のご飯が食べれない→お腹が減るので間食が多い
といった悪循環にはまってしまいます。
朝食を食べないのもこういった悪循環にはまりやすい状況を作ります。
朝食を食べないと体がしっかり起きないので、午前中の活動が弱くなります。そうなるとおなかも減らないので昼ご飯があまり食べられないとなっていきます。
⑦そもそもおやつの語源は?
そもそもおやつというのは、江戸時代に1日2食だった時に「八つ刻(やつどき)」という3時くらいに食べる軽い食事のことを語源とします。別に甘いものを食べていたわけではなく、昔の農民は1日2食、朝と夕だったので、その間に食べるのものがおやつの語源になるものです。そもそもお菓子を必ず食べるといった習慣ではなく、おにぎりとか普通の食事に近いものを食べていました。今は1日3食なので言葉だけが残って中身は全く合わないものとなっています。
どちらかというと有名なカステラのCMでもそうですが、食品業界が3時に甘いものを食べるようにしていっていまのようなおやつ=甘いもを食べるという言葉のニュアンスになったと思います。
ということでご飯の1~2時間前には食べないのを逆算しておやつを食べるようにしましょう。
まずはご相談ください。
矯正の無料相談を行っています。(要予約)
無料相談では費用や期間だけでなく、患者さんの現在の今の状態、なんでこうなってしまったのか?そういったことを話します。矯正の無料相談は、診療日のどの時間でも対応していますが、必ず予約して来院してください。
メール予約:こちらをクリックしてください
お口の中を拝見していない状態でのメールや電話での問い合わせにはお答えしかねます。
無断でのキャンセル・何回も予約を変更するなどがあった場合お断りすることがあります。
注意事項
*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。
*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。
*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。
前へ:【子供の歯並び予防18】硬いせんべい食べると子供の顎は成長しますか?
次へ:【子供の歯並び予防21】食べるのが遅い、いつまでももぐもぐ飲み込まない
カテゴリ【お子さんが虫歯にならないための話(虫歯予防)】の関連記事
(2023年11月8日更新)
【虫歯予防17】フッ素は体に毒だから使わない方がいい????
(2023年9月28日更新)
【虫歯予防16】虫歯にならないために子供の食器を共有するかどうか
(2023年9月6日更新)
【虫歯予防15】生まれたときから虫歯にならない口の育成をしよう!
(2023年5月23日更新)
【子供の歯並び予防44】虫歯になる前に予防するのが虫歯予防なら、歯並びの予防は・・・?
(2023年5月16日更新)
【虫歯予防14】朝ご飯を食べる子供、よく寝る子供は虫歯が少ない??
Blogメニュー
▶Blogトップへ戻る