【2017年12月16日 6:00 PM更新】
こんにちは
仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。
初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。
今日はそんなうちはないと言いながらよくあるお話です。
もくじ
①床矯正とは
②何カ月に一回必ずあるトラブル
③装置をなくしてしまうと・・・?
④外してそこら辺に置いとくのは論外
⑤ケースは他人が見てもわかるように
⑥なくなったらすぐにあきらめましょう。
①床矯正とは?
床矯正(しょうきょうせい)とは当院では小学生の低学年を中心に、取り外しのできる矯正装置を毎日14時間以上入れることで歯が並ぶスペースを作っていきます。取り外しができるので固定のワイヤーの矯正治療と違い、矯正治療をしていても食事も普通に食べれたり、学校生活の負担も少なくできます。
ただ歯科クリニックは一般社団法人 日本床矯正研究会の会員です。
また床矯正研究会ではバイオファンクショナルセラピーと呼ばれる口腔機能へのアプローチも床矯正治療と同時に行い、より装置の力を生かし、その子の口の機能の発達を引き出すことも行っています。
②何カ月に一回必ずあるトラブル
床矯正では装置を渡すときに必ず装置のケースを渡します。
・外した時は必ず装置をケースに戻すこと
・ケースは家の中では場所を動かさに事
を徹底してもらいます。
みなさん話をすると「そんなことうちはない」と、余裕を見せるのですが、何か月に1回必ず装置の紛失が起こります。
③装置をなくしてしまうと・・・?
装置をなくしてしまうともう一度型取りをして新しい装置を作ります。
それまでの期間にせっかくそこまで進めた治療が、新しい装置が入るまでに戻り方の違いはあれ、必ず少し元に戻っていきます。全く動かない状態のお口の中に装置ができるのを待っている治療開始と違い、装置の適合も悪くなります。必要であればそれまで動かないような処置をしますがそれもまた手間がかかります。
また新しい装置ができるまで治療も進まなくなるので治療の予定も遅れます。
単なる装置の紛失というよりも治療が遅れることが一番の問題です。また矯正治療を始めるときの最初の装置は型取りしてから小さくなって入らないというのはありませんが、紛失した場合、新しい装置がぴったりあわないことがあります。調整すれば入りますが、しっかりあっているわけではないので治療が進むと装置がかたついて合わなかったりしてしまう原因になります。そうなるとますます治療が遅れていきます。
④装置を外してそこら辺に置いとくのは論外
とにかく絶対してはいけないのは、装置を外してそこら辺に置いた、ティッシュにくるんで置いてたらなくなってしまったという事です。先ほども申しましたが外したらケースに必ず戻す、ケースの場所は絶対に動かさないという事を徹底すれば防げることです。
ケースに入れてもケースが家の中であちこち動かせ装置が入ったケースごと紛失するだけです。今まで一人だけケースごとなくした人いましたけど。
⑤ケースは他人が見てもわかるように
これからの季節多いのが、おじいちゃんやおばあちゃんちに行った、旅行に行ったときに紛失してしまう、型付けしたらどこかに行ってしまったというのもあります。
ケースはできたら他人が見てもわかるようにシールを貼ったり落書きでも何でもいいですがアレンジするのがいいですね。ケースは自分が見てわかるものではなく、他人が見た時にわかるようにすることでこういったトラブルも防ぐことができます。よく親戚や友達が遊びに来てどこかいってしまった、おじいちゃんやおばあちゃんがわからないでどっかに置いたみたいといったことがあります。
毎日つける装置なので旅行でももっていかないといけませんが、旅行先のホテルとかも要注意です。ティッシュにくるんで置いたらお掃除で捨てられてしまいますし、できたらケースに入れて派手にしておけば取っててもらえる確率が上がります。
⑥なくなったらすぐにあきらめましょう。
最初にも言いましたが、床矯正は装置を外したらすぐに元に戻っていきます。1日外していたり、入れなかったりすれば戻ってきつくなります。消して広げたらそこで歯が固定されるわけではあります。
簡単に動くのであれば簡単に戻るということです。もし簡単に戻らないのならばそもそも簡単に動きません。
「見つかるかもしれない・・」と探している間にも元に戻ります。作り直しは費用がかかるので結構頑張って探すお母さんいるんですよね。まずはすぐに連絡をください。最悪元に戻らないように何らかの処置が必要になります。新しい装置も型取りをしてすぐにできるわけではありません。
なくしてしまったのはしょうがないにしても被害は最小限にしましょう。
そして私の家族が大丈夫と思わないで、注意することが大事です。
ただ歯科クリニックでは矯正治療の無料相談をしています。
費用や期間だけでなく、患者さんの現在の今の状態、なんでこうなってしまったのか?そういったことを話します。診療日のどの時間でもできますが必ず予約して来院してください。
ただ歯科クリニックの床矯正を行っています。6~7歳の前歯の生え変わりの時に治療を開始すると、お子さんの成長する力を利用できて歯を抜かずにスペースを作ります。取り外しの床矯正は学校生活に負担をかけないで、家にいるときと寝ているときに装置をつけてもらいます。9~10歳の犬歯の生え変わりが始まるまでにスペースを作って前歯を並べられるかが床矯正成功のポイントです。
ただ歯科クリニックは 一般法人社団 日本床矯正研究会の会員です。
注意事項
*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。
*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。
*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。
前へ:【床矯正治療5】床矯正の弱点から考える子供の年齢による変化を知ろう。
次へ:【子供の矯正27】13歳は子供ですか?大人ですか?
カテゴリ【床矯正治療についての話】の関連記事
(2024年4月3日更新)
【子供の矯正50】学校生活に負担をかけない矯正装置の選択
(2023年10月4日更新)
【小児の矯正相談12】床矯正治療の始めるタイミング
(2018年5月18日更新)
【床矯正治療13】床矯正の取り扱いは丁寧に優しくお願いします。
(2018年5月14日更新)
【床矯正治療12】いろいろ便利な閉鎖床
(2018年5月7日更新)
【SH療法7】【床矯正治療11】ただ歯科クリニックでのSH療法と床矯正の使い分け
Blogメニュー
▶Blogトップへ戻る