【子供の悪い歯並び予防40】給食の問題の本当の問題


【2018年12月18日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区富谷市 ただ歯科クリニックです。

 

今日は給食から考える子供の食の問題です。

 

もくじ
⓵給食から考える子供の発達
②お母さんにわかりづらい子供の「食べる」問題
③給食の時間が短いといっても・・・
④そもそも時間を意識して家で食事をしているのか?
⑤好き嫌いに見せている「一品食べ」に注意。
⑥逆に給食だとわからない問題もある
⑦まずは何ができなくて何でできないのかを把握しましょう。

 

⓵給食から考える子供の発達

よく給食が始まると様々なトラブルが出てきます。

給食時間内に食べ終わらないとか

好き嫌いが多くて残すとか

最近では完食の指導の是非というのも問題になったりしています。

 

 

小学校の入学というのは「義務教育」なので、その年齢になったら始まる事なのですが子育てで考えると小学校入学までと小学校入学後では大きく変わります。

 

例えば幼稚園や保育園はよほど近くでなければ送り向かいかバスなどの送迎です。しかし小学校は自分の足で行くものです。小学校入学を境に子供には「自立」というのが求められていくのです。突然それが一人でできるようになるわけではないので、そこを目指していろいろなことをできるようにしていかなければいけません。

 

例えばトイレに一人でいく、ある程度の時間は我慢をする、服を一人で脱ぐ、一人で着れる。授業とかで時間の感覚を持つようになり、持ち物を自分で用意をして忘れないようにしないといけません。こういった自立をしていく中で給食というものも考えていかないといけません。

 

②お母さんにわかりづらい子供の「食べる」問題

こういった小学校入学までにできることがある中で「食べる」ということの問題が現れるのが給食です。お弁当であれば作るお母さん次第でどうにでも「食べる」ことに問題があってもごまかすことができます。食べる量が少ない子供にはもともとの量を少なくして、好き嫌いが多ければ嫌いなものを入れなければいいわけです。でも給食はみんなで同じものを食べるのでそういった問題があったときにはっきりしてしまうのです。

 

そして子供たちの「食べる」ところでの問題をお母さんが把握していてかつ計画的に小学校入学ぐらいを目安に改善しようとしているか?というとそうではないように思います。それは「トイレがまだ日取りで上手にできないな」とか「服が自分で着れないな」とかのように目で見てわかる問題と違って「子供たちは食べている分には食べてはいるからです。

 

食べてはいるけども何かおかしい?というのに気づけないとそれを改善する必要もなくなります。そうして放置された問題が小学校の給食というみんなで同じ条件で食べるときに出てきてしまうのです。

 

③給食の時間が短いといっても・・・

準備等を入れると大体給食の食べる時間は20分くらいです。その時間に食べ終わらないと「給食の時間が短い!」となってしまいますが、食べ終わること食べ終わらない子がいるのであれば何かが違うはずです。

 

そもそも食べる量が少ない子供、給食の量が多すぎるのであれば時間内に食べ終わりません。そこを食べろ食べろと言ってしまうと完食指導の話になってしまいます。何で食べられないのか?というのを考えていかないといけません。

 

 

例えば完食ではなく間食、家で間食が多かったり、少しの量でもちょっとしたお菓子が出る。特に小さいときからぐずったときにお母さんがお菓子でご機嫌を取っているような子供の場合たとえ少量でも甘い物砂糖を摂取すると空腹感が減ってしまいます。そのままでご飯の時間になっても、ちょっとしか食べなくてもいいようになります。しかし実際はしっかり食べていないのでまたどこかでおなかが減ってしまい機嫌を悪くしてお菓子が・・となっていき量が食べられないようになっている可能性があります。

 

他にも食べる量でいくと運動の問題。しっかり動いてお腹が減らなければ食べられません。午前中しっかり動けているか?特に寝起きが悪い、朝ごはんを食べていないこういった子供は朝から活発に動けません。ぼーっとしたままで午前中が終わってしまうようではおなかが減っていないので昼ご飯が入っていかないわけです。朝ごはんを食べると昼食べれなくなるのではなく朝から食べれるような生活にするべきです。そうなると無理やり朝ごはんを食べるのではなくしっかり起きれるようにする。寝る時間とか前日からの睡眠の問題になってきます。

 

また子供の生活は毎日の規則性が大事です。休みの日に休みだからといつもより多めに寝たり、遅くまで起きていると体内時計は時差ぼけの状態になります。曜日特に月・火で寝起きが悪いのであれば、休みの日も学校の時間に合わせた生活にするべきです。

 

食べる量の問題一つとってもこういった生活や今までの習慣などの様々な影響を受けてしまうわけです。

 

④時間を意識して家で食事をしているのか?

給食の時間が決まっているのであればそれに合わせて食べる練習をすることも必要です。例えば家でテレビを見ていてダラダラ食べているのに学校では時間ぴったりで食べるのは無理でしょう。またそういった集中できない環境で食べていても、今目の前にあるものをどのくらいのリズムとスピードで食べるといいのか?がつかめるようにはなりません。

 

 

食べていると遊びだしてしまうというのもそうで、今何をするのか?を分かってもらわないといけないのです。全体の食べ物の把握ができないのであれば、細かく区切って「時計の4が5になるまでにここまで食べなさい?」とか指示をしてリズムをつかんでいくようにしないといけません。最初は調子が良くて終盤だれてくる子供は食べる量の問題も考えないといけません。単にお腹がいっぱいなのかもしれません。

 

あと給食ではある程度何種類かのおかずとかがでてきます。家の料理が外食のようにこれだけ!みたいな感じで2~3品くらいしかないとやっぱり給食で子供はどう食べていいのか?混乱します。作り置きの総菜みたいな何日か同じものでいいのである程度家庭の料理にも種類がないと子供が給食で混乱します。

 

お母さんの料理の癖というのが給食と一致するわけではないので、そういったところでも少し給食を意識していかないと子供が家と給食のギャップに悩んでしまうわけです。

 

⑤好き嫌いに見せている「一品食べ」に注意。

よく「こしあん派」か「粒あん派」か?みたいな話がありますが、これもそうで好みなのか?機能の問題がをはっきりさせないと話が混乱します。「こしあん派」の人たちの中には違う食感の食べ物が入るのが嫌という人がいます。「一品食べ」と呼ばれる人です。

 

給食の場合栄養を取らせる関係上、混ぜたものがでてきます。この時に干しブドウは食べれるけどブドウパンはダメ、豆ごはんを豆とご飯を分けて食べる、ゆでたホウレンソウだけだと食べれるけど鰹節が乗ったり胡麻和えになるとだめといったようなことが起こってきたりします。これを好き嫌いとみてしまうと話がおかしくなってしまいます。

 

噛むというのは無意識に来なっていますが、目で見てそれを理解して噛み方や噛む力を変えます。一か八かではなくソフトクリームを見たら舐めますし、おにぎりを見たらかぶりついて、熱い物にはフーフーとさましていくわけです。そういったことを小さいころからトライ&エラーを繰り返して覚えていくのですが、そういった中で何種類かの食感の食べ物が入るのはかなり難易度が高くなります。これ尾が上手にできないと、一個一個では食べれるのに混ざると食べれないといったことが起こったりします。

 

ついつい過程でこれを子供の好き嫌いですませてしまうのですが、実際は食べるの機能が不足しているわけです。家では好き嫌いとしてしまうと自然に出さないようになってしまったり、何かかけると嫌なのかな・・程度でホウレンソウをゆでたままで出したりするわけです。離乳の一番初めっていろんな食感のものとかいきなり出さないでしょ?

 

家庭でこれに気づいていないと、給食が始まったときに出てきた料理で子供が苦戦をするわけです。みんなが豆ごはんをどんどん食べているときに豆とご飯を分けて食べてしまったりして時間がかかってしまいます。それは豆ごはんが嫌いっていうのとは全然別なんですね。

 

家でほうれん草食べるのに給食だと残したとか知るとお母さんもびっくりしちゃうわけです。よく見たらほうれん草の胡麻和えだったとかで、一品食べの問題に気付かないと「給食のほうれん草がおいしくない」とか「味付けが悪い」とか変な話になってしまいます。

 

⑥逆に給食だとわからない問題もある

給食はすべての子供の食べる問題をはっきりさせるわけではありません。早食い噛んでいない子供は時間内に余裕で食べ終わります。でも噛んでいないし、丸のみの子供は嚥下飲み込みの機能の問題を抱えています。しかし時間内に食べ終わるし、しっかり完食していると本人も自分の食事の問題には気づけません。

 

 

⑦まずは何ができなくて何でできないのかを把握しましょう。

給食というのはそれまでと違って、「食べる」事の様々な問題やできないことがわかる時でもあります。好き嫌いも単なる好き嫌いなのか?原因があって改善できる好き嫌いなのかで話が変わります。それが改善したほうがいい問題であれば改善するべきです。そして完食指導もよくないのですが、個別の子供たちの原因を見つけてと対策まで考えるのが学校の先生の仕事か?と言われると違うように思います。やっぱりお母さんが家の中で「ただ食べてる」のだけでいいのか?細かいところまで見て考えていくか?だと思います。

 

そして問題があったときに大事なのは、そういった何でできないのかをしっかり把握して対策を立てることで、無理やり食べさせるのも違いますし、問題があるのに合わせて量を減らしたりとかで合わせてしまうことでもないと思います。

 

お子さんの歯並びが悪くなる癖や呼吸、食事などの生活の問題があります。きれいな歯並びを願うお母さんの思いだけでは正しい発育はできません。問題は口がぽかんと空いている子供に「口を閉じなさい」といっても解決しない様々な間問題が絡み合った複雑なものです。

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