【SH療法1】中学生・高校生向きの目立たない取り外しの矯正治療なら


【2017年6月29日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近い ただ歯科クリニックです。

初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

今日はただ歯科クリニックでの中学生・高校生の矯正治療の話をします。

 

もくじ
①中学生・高校生の口の中は子供の口なのでしょうか?
②矯正治療は取り外しの装置と固定の装置の2種類があります。
③中学生・高校生にある床矯正1日14時間装着の壁
④SH療法の場合8~10時間の装着です。
⑤治療対象はあくまで萎縮した顎です。
⑥治療期間は最低3年前後は必要です。
⑦子供と違って1年後、2年後でも大人の歯になればお口の中が大きく変わりません。

 

①中学生・高校生の口の中は子供の口なのでしょうか?

ただ歯科クリニックでは小児矯正・子供の歯並びの治療を行っています。

 

小児矯正・子供の歯並びの治療というと、中学生や高校生でもできるのかなと思ってしまいます。ただ実際はもう中学生や高校生は大人の歯になってしまいます。まだお父さんお母さんのお金で暮らしていても、社会的には子供であってもお口の中は大人と変わらなくなります。

 

中学生や高校生の大人の歯が生えてきた状態から、顎が広がったり変化して歯が並ぶわけではありません。

 

 

 

②矯正治療は取り外しの装置と固定の装置の2種類があります。

矯正治療には固定の装置と取り外しの装置の2種類があります。

一般的なワイヤー矯正

一般的な矯正、金具(ブラケット)を歯につけてワイヤーをつける矯正は固定の矯正装置です。もちろん必要なケースでは当院では行いますがこういった装置は24時間ずっとついているものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方床矯正やSH療法、マウスピース矯正などは取り外しの矯正装置です。装置によって装着時間は様々ですが8~10時間の装着や一日の半分(12時間以上)の装着、食事以外はできるだけつける装置なそれぞれの決められた時間を守って毎日つけてもらう装置です。

 

固定装置はずっとついているので本人のやる気にかかわらず歯は動いていきます。ただし24時間装置がついているので中学生や高校生の場合、学校生活や部活などで大変な場面があると思います。

一方取り外しの装置は、本人のやる気がなくて毎日入れなかったり決められた装着時間を守らないと歯が動いてこないのでなかなか進まなくなります。ただし装置によっては学校や部活の時に外したりできるので負担が少なくなります。

 

③中学生・高校生にある床矯正1日14時間装着の壁

床矯正の場合は1日14時間以上の装着を必要とします。4時くらいには学校から帰ってきてくれる小学生の低学年と違い、中高生は帰ってくる時間が遅くなります。部活が忙しい子供や、塾などに行くと9時前後まで帰れないこともあったりします。休みの日も家族と過ごすより友達と過ごす時間が多くなります。そういったことで装着時間の確保がかなり難しくなります。

 

学校で装置を装着すればいいですが、学校での装着は見た目の問題や話しづらくなることなど、思春期の時期ですので必ずどのお子さんでもできることではありません。

 

床矯正が中学生や高校生にできないかというと治療可能ではありますが、1日14時間以上の装着というのは実際にはかなりハードルの高いことになってしまいます。

 

④SH療法の場合8~10時間の装着です。

SH療法の場合、装着時間が8~10時間と床矯正より少なくすることができます。夜の9~10時くらいから朝までつけててもらえればクリアできる数字です。これであれば床矯正よりも中学生や高校生のお子さんに装着しやすいと思われます。

 

また学校に行っている間はお口の中には何も入っていないので、学校生活や部活などで矯正をしていることでの負担が少なくなります。

SH療法

 

⑤治療対象はあくまで萎縮した顎です。

SH療法の場合治療の対象は「歯並びをきれいに並べること」ではなく、「萎縮した顎を正常に戻すこと」です。どんな歯並びでも可能という事ではなく、何らかの形で顎が萎縮しているケースが対象になります。

 

⑥治療期間は最低3年前後は必要です。

また最低でも3年以上の期間を必要とします。例えば高3の時期に治療を開始して受験で県外に出て通院できなくなるとかであれば、ちょっと治療は難しくなります。もう進路が確定して県内に残る、通院が可能というのであれば高3の時から治療を開始してもいいかもしれません。

中学生や高校生の時期の矯正治療の難しいところは、こういった環境の変化で

 

 

⑦まずは中学生・高校生の矯正治療は家族でよく話し合いをしましょう。

小さいお子さんの矯正治療と違って中学生・高校生の矯正治療はまずはお子さん本人がしたいという気持ちがないといけません。上下奥歯までワイヤーをかけて行うのなら別ですが、取り外しの装置を使うのであればなおさらです。

 

まずは本人が「歯並びをよくしたい」という気持ちがないといけません。お母さんやお父さんが治してあげたいと思ってもまずは本人の意思を確認しましょう。治療費用を出すのはご両親ですが、この年齢のお子さんはお口の中を両親には見せたくないというお子さんもいます。そういった場合はお父さんお母さんも子供さんと適度な距離を取って治療に協力するようにしてください。

 

⑦子供と違って1年後、2年後でも大人の歯になればお口の中が大きく変わりません。

学校生活や部活、学業や受験などよりも矯正治療が優先されるわけではありません。しかしそれらを理由に通院をしない、装置をつけない、治療に協力的でない場合は一度中断をしてまた治療ができるときに仕切り直しをすることも必要です。小児と違って成人はそこから状態が大きく変わることはありません。中途半端に手を付けるようでしたら、できるときにするというのも大事です。

 

矯正治療の初回は無料相談です。まずはご相談ください。

 

SH療法の説明はこちらをクリックしてください。

中学生と高校生と成人の萎縮したあごを元に戻すSH療法

 

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SH療法は狭窄した歯列を正常にする治療法です。歯列が狭窄していることで起こるかみ合わせや歯並びの問題を改善しする機能を重視した矯正治療です。1日8~10時間の装置の装着でいいので、学校が忙しい中学生や高校生、仕事がある社会人の方にも負担が少ない矯正治療です。

SH療法~中学生と高校生と成人の萎縮した顎を元に戻す

 

注意事項

*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。

*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。

*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。




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