【小児の矯正相談5】学生も社会人も忙しい。だからこそ考えたい矯正を始めるタイミング


【2017年12月25日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。

初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

今日は大人の歯になってからの矯正のよくある間違いについてのお話です。

 

もくじ
①子供の矯正と大人の矯正の違い
②学生も社会人も忙しい
③歯並びをきれいにしたい!と思った時が矯正を始めるタイミングというわけではありません
④ただ歯科クリニックで早期からの子供の矯正を進めているわけ
⑤途中での離脱が一番中途半端です。

 

①子供の矯正と大人の矯正の違い

大人の歯になったら

今矯正しても

1年後に矯正をしても

1年前に矯正をしても

成長途中の子供のように大きく環境が変わることはありません。

 

もちろんその間に歯並びを悪くするような新しい悪い癖を始めたり、何かほかの問題が発生すれば歯並びが変わることはあります。しかしそれによって4本抜く歯が8本になったとかそういったことがおこるわけではありません。

 

つまり成人もしくは大人の歯になってからの矯正は

自分が歯並びが気になったときに始める矯正です。

 

②学生も社会人も忙しい

社会人は忙しい「部活や受験勉強で忙しい」

「仕事が忙しい」

「大学は県外に出る」

「就職で転勤があるかもしれない」

大人の歯になった中学生以降はこのように

矯正をしたいけども忙しい・通院ができないなど様々な問題が出てきます。

部活も忙しい

「忙しいから通院間隔を空けてもいい」

「通院ができなくなるからあと半年で何とかしてほしい」

といった相談がよくあります。

できる限りのことはしますが、1年かかることを半年で同じようにできるか?というとそれは難しいです。

 

わざわざ通うのが難しい時に時に矯正治療をすることで、調整の間隔が開いたりすると予期せぬことが起こった時の対処が遅れますし、そもそも調整が遅れていくので期間がよりかかってきます。

 

成人、大人の歯になってからの矯正は自分が歯並びが気になったときに矯正を始められるのですが、「矯正で生きる時期かどうか」というのを考えて適切な時期にしないといけません。

 

結婚が決まって結婚式までに矯正をするのか、将来そういったときに自分の歯並びが気になってしまうのであれば早いうち時間に余裕があるうちにするのか?ということです。

 

③歯並びをきれいにしたい!と思った時が矯正を始めるタイミングというわけではありません

いざ始めてみたけれど、通院ができない、忙しい、矯正をしているのが負担になったりするのであれば

通院がしやすかった時期に矯正をすればよかったという事になります。

過去には戻れないので、治療期間がしっかり確保できないのならば、時間や期間がしっかり取れるときに矯正治療をすることにして、いったん待ったほうが結果的に早く終わる可能性があります。

 

まずはご相談ください

 

先ほども申しましたが、大人の歯になってしまえば新しい歯並びを悪くすることがなければ、今治療を始めても、1年後治療を始めても、5年後初めても大きく環境が変わるわけではありません。

 

大事なことは矯正自体は歯並びが気にならなければ治療をしようとは思はないのですが、ご自身のいろいろな環境も含めてある程度治療に対しての時間が取れる時期にするべきものです。

 

 

④ただ歯科クリニックで早期からの子供の矯正を進めているわけ

ただ歯科クリニックが子供からの矯正を進めているわけただ歯科クリニックでは早期からの子供の矯正を勧めています。大人の歯になってからの矯正の治療法そのものを否定する気は全くないです。しかし実際に中学生や高校生になった時に矯正をしたくても忙しくてできないといったことが起こります。通院できても部活や勉強などがあり本人もお母さんもストレスを感じてしまいながら治療される方もいます。

それならば、小学校低学年の頃を中心に学校が終わってからや土曜日でも問題なく通院できるときに、矯正治療をするというのも一つではないでしょうか?当院も所属している床矯正研究会はそういった考えで小学校低学年での矯正治療を選択肢の一つとしてお母さんに提示させてもらっています。

 

⑤途中での離脱が一番中途半端です。

いざやっては見たけども忙しくて矯正どころじゃないというふうになってしまい、通院ができなくなる、取り外しの装置であれば装置を入れられなくなるといったことが起こってしまいます。途中で止めたとなると中途半端な状態になります。

 

治療途中というのはよく間違う方がいますが、「きれいになっている途中」ではなくあくまで動かしている途中の状態です。中断するタイミングによっては全く噛めなかったり、逆に見た目が悪くなっていることがあります。例えばスペースを作る時には骨の構造上、治療前は閉じていても上の前歯は開いてきます。最後にそのスペースを使って歯を並べるからです。

 

最初の時点でこういった部分をあいまいにしてしまうと治療を始めてもいい方向に行きません。

 

まずはご相談ください。

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注意事項

*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。

*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。

*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。

 




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