【子供の歯並び予防49】子供の靴選びの大切さ


【2023年11月15日 10:30 AM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。

初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

今日は子供の靴についてのお話です。

 

もくじ
①夏が終わったら子供の靴を見ましょう
②靴が大きい小さいはどこで見ますか?
③あっていない靴を履いていると・・?
④歩かない子供は・・・?
⑤一日の歩く量の目安
⑥靴が不安定だとかみ合わせも不安定
⑦たくさん歩くことは生活リズムの獲得のためにも大事

 

①夏が終わったら子供の靴を見ましょう

子供の足というのは

春から夏にかけて2/3 秋から冬に1/3成長するといわれています。

つまり足の成長のペースが緩くなる夏が終わった今の時期が靴を変える時期にはいい時期になります。

 

 

よく靴を変えるタイミングになりやすいのは入学とかのタイミングの春ですが、春から夏にかけては一番成長するのでちょっと大きめの靴を選ばないと、ぴったりで春に靴を買ったら夏にはもう小さくなっていたということになります。そのままそれを秋から冬も使うと、子供の足はぎゅっと小さな靴に締め付けられてしまします。あってないない靴を履いている状態になります。

 

一方秋に買うと、その時期よりは成長が穏やかなので半年は確実にはけるような感じになります。

 

 

②靴が大きい小さいはどこで見ますか?

屈の大きい小さいは、お店の人もすぐ履かせたりしますが

それは間違いです。

必ずインソールを出して足が合うかどうかを見ましょう。

子どもに「きつい?」なんてきいてもわかりません。

 

 

なんなら同じサイズの靴なら、好きなキャラクターと嫌いなキャラクターの靴を履かせたら嫌いなキャラクターの靴を履かせたら「きつい」というでしょうね。そのくらい子供に確認しても意味がないです。またお母さんが履いてる靴の前を押して確かめるのも、実際インソールで履かせるとわかりますが、ほとんどの子供は前が足りなくなるより横幅や小指のあたりが足りなくなるので前を押してもあまり意味はありません。

 

③あっていない靴を履いていると・・?

合っていない小さい靴を履いていると子供は歩くとすぐ疲れます。痛かったり違和感があってもお母さんにつ当てる言葉がないので「だっこー」と行ってきます。よく歩かせるとすぐに抱っこ―という場合や前より言うのが増えてきた場合一度インソールを出して靴のサイズを見るのがいいと思います。

 

そうなると公園行ったりしてもあまり動きません。運動しない傾向になるということは、おなかが減らないのでご飯もあまり食べない、量的に食べないというより、おなかが減っていないので好きなものしか食べない、嫌いなものはチャレンジしないという感じで好き嫌いが多くなります。あまり食べないというのは満腹感もないので、寝つきが悪く寝かしつけに時間がかかったり、夜中にお腹が減って夜泣きにつながったりします。

 

ご飯を食べない

夜寝てくれない、夜泣き

といったことはもしかすると運動で解決できるかもしれません。

 

④歩かない子供は・・・?

土踏まずというものがあります。これは人間の体重を支えるにあたって足に必要なアーチなのですが、これがないと偏平足と呼ばれる平らな足裏になります。足裏が平らだと、歩いた時の体重がそのまま市に伝わるので、長時間歩けない、マラソンとか長時間動くスポーツすると足を痛めるといったことが起こります。

 

 

これ遺伝とか先天的なものではなく、赤ちゃんは全員偏平足です。歩いていく中で足が歩きやすい足の形に変わります。つまり歩かない子供になってしまうと、足も歩きやすい形になってくれません。だから6歳くらいまでは扁平足でも別に気にしなくてもいいです。

 

 

足のアーチはだいたい10~15歳くらいになると完成するといわれていますので、高学年になって周りの子供たちがスポーツ初めて本人も一緒にやろうとしてもついていけなかったりしてきます。

 

子供の偏平足はほおっておくとどうなる 幼児期・学童期など成長で異なる対処法

 

⑤一日の歩く量の目安

子供の1日の歩く量の目安は

年齢+1キロになります。

だいたい6歳くらいまではこの感覚でいいと思います。

 

 

このくらい歩くと足のアーチはきれいにできてくるようになります。

歩いているので、ご飯の時にはお腹が減って、好き嫌いも少なく量も食べれるようになります。

疲れたら夜もストンと寝てくれます。そのようにして正しい生活リズムができるようになります。

 

⑥靴が不安定だとかみ合わせも不安定

靴があっていないと、体の重心も前後左右に不安定になり、嚙み合わせもその影響を受けます。

ガチっと噛んで、後ろにのけ反っていくとかみ合わせが変わるのがわかると思います。

前後左右に重心に合わせてずれるのが毎日続くと成長期の子供のかみ合わせも影響を受けます。

 

特に夏のサンダルや、室内で日常的にスリッパをはいたり、これからだと寒いからと部屋の中でスリッパをはくのもよくありません。そもそも本人は寒くないけど、お母さんが冷え性でスリッパをはいているとまねして履いてしまってるというお子さんもいたりします。お母さんはいいのですが、子供は産駒なければはかない方がいいでしょう。

 

 

⑦たくさん歩くことは生活リズムの獲得のためにも大事

歩くとすぐに「だっこー」と子供が言う場合靴があっているかどうかを確かめましょう。

特に夏の時期に足が大きくなった子供は今の時期に靴があっていないかもしれません。

インソールを外して足を乗せて確かめてみましょう。

 

たくさん歩くことは

生活リズムの獲得や食事で食べやすくするために大事ですし、土踏まずの獲得にも重要です。またしっかりサイズの合った靴で体の重心がずれなければ、かみ合わせもそこに引っ張られないので安定します。

 

 

注意事項

*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。

*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。

*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。




前へ:
次へ:

  • このエントリーをはてなブックマークに追加



カテゴリ【きれいな歯並びになる生活や習慣の話】の関連記事


Blogメニュー


アーカイブ

▶Blogトップへ戻る