【SH療法5】生体が動かしていくSH療法


【2018年1月25日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近いただ歯科クリニックです。

初めての方はこのブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

今日はSH療法のお話です。

 

もくじ
①狭窄している歯列を正常に戻すSH療法
②1日10時間の装着でいいので忙しい方でも受け入れやすい矯正
③装置を外している時間も大事な矯正治療
④かみ合わせの変化も違和感なく動いていくことが多い

 

①狭窄している歯列を正常に戻すSH療法

SH療法は基本は審美的な歯並び最優先する治療ではなく、狭窄している歯列を正常なアーチに近づけることで最終的に歯が動いてくる治療です。審美ではなく機能が優先される矯正治療です。狭窄している歯列を正常に戻すというと顎が大きくなると思ってしまう方がいますが

 

このように内側に傾いた歯が立ち上がるイメージですね。

 

 

②1日10時間の装着でいいので、忙しい方でも受け入れやすい矯正

SH療法SH療法の特徴は

1日10時間の装着をする取り外しの写真のような装置を使って治療をします。

10時間というと夜9時くらいから朝7時まで。つまり仕事や学校が終わってから家にいるときと寝ているときにつける矯正治療になります。逆に言えば日中の学校や仕事では装置をつけなくていいので矯正をしているのに気づかれない目立たない矯正治療になります。

 

③装置を外している時間も大事な矯正治療。

SH療法は1日10時間の装着ということは逆に言うと1日14時間外している矯正治療になります。この外している時間がとても大事です。やってみるとわかるのですが朝装置を外すときは噛みづらいです。そこから1日噛んでいくことで夜には問題なく噛めます。これが毎日続いていくのがこの治療法の特徴です。

 

装置だけが歯を動かすのではなく、その人の噛んだりする機能で歯が噛みやすい位置に移動していきます。なので動いていく中で内側に入った歯が飛び越えたりするような場合を除いては途中で動いてく中でかみ合わせの変化にそこまで違和感を感じないで動いていくのもこの治療の大きな特徴のように思います。

 

 

逆に言うと外している時間も大事になるので1日中つけていれば早く進むというわけではありません。

 

④かみ合わせの変化も違和感なく動いていくことが多い

SH療法の特徴としてこのように本人が噛むことで動いていくのでかみ合わせが変わっていくときもそんなに違和感がなく動いていきます。

 

特に過蓋咬合と呼ばれるかみ合わせが深い方や、下の顎が下がっていることで出っ歯に見える上顎前突・出っ歯のようなケースは歯をかぶせたりしてこのぐらい動かそうとすると違和感があって噛みづらいという方が出そうなくらいな量を動かしていきます。

 

ある程度期間をかけて少しづつ変わっていくのも違和感がなくできるとは思います。装置を入れている時間よりも外している時間で動きが変わる、つまり機能に合わせて動くいていくのでそんなに違和感がないのだろうと思います。

 

全てのケースが適応ではないですが、SH療法が歯並びだけでなく、かみ合わせや顎関節症、睡眠時無呼吸症候群などの症状改善の症例が見られるのもこういった機能を重視して行う矯正治療だからではないかと思います。

 

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SH療法は狭窄した歯列を正常にする治療法です。歯列が狭窄していることで起こるかみ合わせや歯並びの問題を改善しする機能を重視した矯正治療です。1日8~10時間の装置の装着でいいので、学校が忙しい中学生や高校生、仕事がある社会人の方にも負担が少ない矯正治療です。

SH療法~中学生と高校生と成人の萎縮した顎を元に戻す


注意事項

*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。

*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。

*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。

 




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