【子供の矯正29】「大人の歯になってから矯正」で気をつけておきたいこと


【2018年1月30日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区・富谷市からも近い ただ歯科クリニックです。

初めての方はブログの簡単な注意事項があります。こちらの記事に目を通してください。

 

今日は当院が低年齢からの矯正治療を進める理由の一つのお話です。

 

もくじ
①「大人の歯になったら矯正しよう」というけれど・・
②大人の歯になってからの矯正というのはいつからなのでしょうか?
③この時期に小学校6年生で矯正を始めるのはどういったリスクがありますか?
④中学生から高校生はどういった心の成長をするのでしょう?
⑤両親が主導権を持って矯正をするのであれば低年齢から始めたほうが楽
⑥虫歯の治療と矯正の治療の違い

 

①「大人の歯になったら矯正しよう」というけれど・・

よく「大人の歯になってから矯正治療をしよう」と言われたという話があります。矯正治療には二つの考え方があって成長途中に成長の力を利用して行う矯正治療と、成長が終わってから永久歯になってからの矯正治療と二つの治療の開始のタイミングがあります。どちらが正しい治療というわけではなく、2つの治療法がありそれぞれに利点と欠点があるということです。

 

大人になってからの一般的なワイヤー矯正

 

②大人の歯になってからの矯正というのはいつからなのでしょうか?

多くの子供は12歳臼歯と及ばれる6歳臼歯の後ろから生えてくる歯がはえて永久歯が全部出ます。早いこですと小学校の5年生ぐらいで全部大人の歯になる子供もいますし、中学生を過ぎてもまだ乳歯が残っている子供がいます何歳で始めるというよりはどこで大人の歯になるかなので12歳前後ではあるものの結構幅はあると思います。

 

③この時期に小学校6年生で矯正を始めるのはどういったリスクがありますか?

この時期に矯正治療を始めたいと小学校6年生で相談に来る方がいます。今は1月のなので何らかの装置を製作すればセットして実際に始めるのは2月です。3月には卒業式で4月には中学生です。ここで一つ注意をしたいのは中学生になったら子供の環境は大きく変わります。

 

中学生や高校生は忙しい

 

部活に入れば練習がありますし、定期的にテストがあります。

3年生になれば最後の部活の大会や受験、夏休みも夏期講習などがあったりします。

しっかりと通院ができるのか?取り外しの装置なら装着ができるのか?そういったことが「忙しくてできない」といったことが起こってしまいます。

 

実際、歯科医院では中学生や高校生の来院というのは小学生と違ってぐんと落ちます。

床矯正研究会のある先生のデータでは小学生から中学生に上がるときに通院できなくて中断する子が4人に1人、中学生から高校生に上がるときに中断する子が4人に1人いるというのもあります。

 

 

当院としては今の時期の小学6年生や中学校3年生の子供の場合、現状に対しての相談という形でのお話はしますが、実際の治療は中学生になって、高校生になってから通院できるのであれば始めましょうとお話をします。ここで1か月2か月早くやったところで大きなアドバンテージにはなりませんし、始めたけどやっぱり通えないので止めますとなると費用も無駄になります。

 

④中学生から高校生はどういった心の成長をするのでしょう?

永久歯が生えてくる中で歯並びの問題が出てきたときに「大人の歯になってから矯正をします」ということでその時期に治療をしないという選択をするのは間違いではありません。

ただし一つ頭に入れておきたいのは大人の歯になった時期というのは子供が思春期に入っています。それまでの親子間の関係がどうであれ、大きく変化をします。

 

「自分の口の中を親に見せたくない」ということもあります。

 

思春期は親に反抗

 

小学校低学年くらいまでは親が気になった歯並びを親に言われて矯正をします。習い事もこのくらいまでは自分で選ぶこともありますが、親がやりなさいといったことをやってくれます。

一方中学生を過ぎたら、親は関係なく自分がしたいと思ったらする矯正治療です。歯並びが気にならなくて矯正をしたくなかったらやってはくれません。中学生の部活をお母さんに選んでもらう子供はなかなかいないと思います。自分で決めたりや友達と一緒のに入るわけです。歯並びもお母さんやお父さんからの指摘より友達から指摘されたりしたほうが理由になったりします。

 

何かを子供に始めさせるのであれば低年齢がいい

 

大人の歯になってからの矯正治療そのものは悪いわけではありません。

ただその時期に子供が矯正治療をしようと思うかどうかはその時になってみないとわからないし、両親がしてほしくてもできない可能性があるということです。

 

⑤両親が主導権を持って矯正をするのであれば低年齢から始めたほうが楽

プレオルソやT4Kなどの既製マウスピース矯正、床矯正などの取り外しの装置は決められた時間を毎日入れないといけません。お母さんが「入れなさい」といって入れてくれる低年齢がいい矯正治療です。

 

10歳を過ぎると親子の関係が変わってきます

 

10歳を過ぎてくると装置を入れない子供も出てきます。両親が入れなさいと言っても聞いてくれない、本人にやる気がないとなると、こういった取り外しの装置は途端にうまくいかなくなります。中学生や高校生になって「忙しいから・・」という言い訳ができたらもう無理です。それならば抜歯したりする必要があるかもしれませんが、上下ワイヤーの固定の装置で矯正をしたほうが確実になります。やる気では左右されないからです。ただしそれでも先ほど話した通院できなければ調整できないので治療は進みません。

 

 

 

⑥虫歯の治療と矯正の治療の違い

一般歯科では「歯並びはずっと気になっていたがタイミングが合わなくてできなかった」ということでそのままになって大人になってしまった方がたくさんいます。大学生や社会人になってからでも時間が作れない忙しいと、矯正どころではありません。女性の場合結婚や出産などでさらにタイミングを逃してしまう方もいます。

 

矯正治療は、何回かの集中的な治療で治す虫歯の治療とは違いある程度の期間、定期的に歯科医院に通うのが大前提になります。ある程度の期間、治療に対するモチベーションがなければ続きません。

当院で小児の低年齢の時期からの矯正治療を勧めているのはこういった理由からです。床矯正研究会もそういったことから9歳前後の犬歯の萌出までに治療を終わらせましょうということで始まりました。

 

お母さんに知っておいてほしいのは治療の開始のタイミングが二つあること。

大人の歯になってからの矯正というのは最終的のその時期にお子さんと話し合ってお子さんがしたいということと、通院の時間もとれるということで始める矯正ということです。

 

 

 

まずはご相談ください。

矯正の無料相談を行っています。(要予約)

無料相談では費用や期間だけでなく、患者さんの現在の今の状態、なんでこうなってしまったのか?そういったことを話します。矯正の無料相談は、診療日のどの時間でも対応していますが、必ず予約して来院してください。

メール予約:こちらをクリックしてください

お口の中を拝見していない状態でのメールや電話での問い合わせにはお答えしかねます。

無断でのキャンセル・何回も予約を変更するなどがあった場合お断りすることがあります。

 


プレオルソやT4Kなどの既製マウスピース装置は寝ているときをメインに行う正しい機能を獲得する装置です。乳歯の歯並びの3~4歳前後のお子さんでも負担が少なく装着をすることができます。

プレオルソ・T4K・ムーシールド~乳歯(3~5歳)の矯正治療

プレオルソ公式サイトは(こちら


ただ歯科クリニックの床矯正を行っています。

6~7歳の前歯の生え変わりの時に治療を開始すると、お子さんの成長する力を利用できて歯を抜かずにスペースを作ることができます。取り外しの床矯正は家にいるときと寝ているときに装置をつけてもらうので、学校での生活に負担をかけないで矯正治療をすることができます。

床矯正は9~10歳の犬歯の生え変わりが始まるまでにスペースを作って前歯を並べられるかが成功のポイントです。

6~7歳の前歯のガタガタ(叢生)は床矯正

ただ歯科クリニックは一般社団法人 日本床矯正研究会の会員です。


注意事項

*このページはただ歯科クリニックのブログです。あくまでも当院のの考えに基づいて書かれているもので、他院では診断・治療法・介入のタイミング等は違うことがありますのでご注意ください。

*このページの内容を無断で使用することは固くお断りいたします。

*医療法の改正に基づき術前術後の写真は掲載してません。無料相談時に類似症例を用いて説明をさせていただきます。




前へ:
次へ:

  • このエントリーをはてなブックマークに追加



カテゴリ【子供の矯正治療を始めるタイミングについて】の関連記事


Blogメニュー


アーカイブ

▶Blogトップへ戻る