子供の矯正が難しい時期を知っておく必要性


【2019年7月17日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区富谷市 ただ歯科クリニックです。

初めての方はブログの簡単な注意事項こちらの記事に目を通してください。

 

 

今日は子供の矯正治療のタイミングについてのお話です。

 

もくじ
①矯正治療をしやすい時期・しにくい時期
②歯の生え変わりがある時期は矯正を始めづらい
③本人のやる気が必要な時期、そうでない時期
④あと子供の今の生活が何年続くか?という考え方
⑤そういったことを考えると子供の矯正をしやすいのは・・?

 

①矯正治療をしやすい時期・しにくい時期

子供の矯正治療はどのタイミングで始めればいいのか?

これは多分歯科医院ごとで話が変わってくる話ですので今日の話はあくまで「ただ歯科クリニックではこう考える」というお話です。ご注意ください。

 

何らかの問題に対しての治療を行う以上、必ず治療しやすいタイミング、しにくいタイミングというのは存在します。

 

例えば虫歯治療でも「痛くなったら来る」という人に多いのは、虫歯が酷くなって本当に痛いときは麻酔も効きづらくなってしまうので治療しても「痛い」わけです。虫歯は小さいうちに治療したほうが痛くないですし、穴を埋めて終わりなのですぐに終わります。一方虫歯が酷くなってからでは、神経の治療をしたりして回数も増えますし、銀歯かぶせたり歯も自分の歯ではないものになってしまいます。

 

成長途中にある子供たちはそもそも成長の段階での変化が変わってきます。例えば兄弟や姉妹で同じタイミングで矯正を始めてみて同じ装置を同じように使っても、お兄ちゃんより弟の方が反応がいいというのは単純に年齢の違いによる反応の違いがあるからです。

 

②歯の生え変わりがある時期は矯正を始めづらい

やりやすい時期があるように、矯正をしにくい時期というのもあります。

子供の場合、まずは歯の生え変わりで乳歯がグラグラしている時期は矯正をすぐに始められません。

 

 

単純に型取りをするときにグラグラの歯では、外す時に一緒に抜けたり痛いので型取りができなくなります。つまり装置が作れません。じゃぁ乳歯を抜歯したらいいかとなると、その後に永久歯が生えてくるのである程度生えてきてそれに合わせて装置を作ったほうが確実です。つまり乳歯が抜けて永久歯が生えてくるのを待たないといけません。そんなことをしている間にまた他のところの乳歯がグラグラしてきて・・。と中々型取りができないために治療が進まないということが起こります。

 

そういったことを考えると

上下の前歯4本が生えて、生え変わりが休みになる2年ぐらいをうまく使うか

10歳前後の犬歯の生え変わりが始まってからだとそれがある程度落ち着く、つまりほとんど永久歯になってからのほうが矯正治療がしやすい時期となります。

 

また床矯正やSH療法などスペースを作る取り外しの装置は、もう抜けてしまう乳歯やグラグラしている乳歯を維持に使えませんし、そういった歯を押してもスペースができるということもないのでこういった生え変わりの時期そのものが装置の力を十分に発揮できない時期ということになります。

 

③本人のやる気が必要な時期、そうでない時期

子供の矯正を始めるときに「子供本人のやる気」が必要な時期とそうでない時期があります。

 

当院では

小学校低下年までは基本的には、お母さんが子供を管理してできるかどうか?になります。

一方で小学校の高学年以降は「本人のやる気」が必要と考えています

 

逆に考えると、中学生で子供の歯並びがお母さんが気になるから矯正治療をしてあげたいと思っても本人が気にしてないし、矯正をする気がなければする必要がないと考えます。特に当院で行うような取り外しの矯正治療の場合、本人の協力とやる気がなければ難しいのでその部分はとても大事なところになります。また思春期に入ると親子間のコミュニケーションが取れていない家庭も相談では見られます。その時点でいくらお母さんが「歯並びをよくしたい」と思っていても難しいのではないか?と思います。

 

 

小さな子供の「習い事」はお母さんが決めれますが

中学生や高校生の「部活」は本人が決めます。

そのように考えてもらうといいと思います。

 

そう考えると小学校の低学年まではお母さんが「やりなさい」と言って子供をどこまでコントロールできるか?ということです。それまでの子育ての中でしっかりと親子の関係が気づけていれば問題がありません。多いのは放任主義ではないですが子供が自由にやっているのをあまり注意できないような親子間ですと、「装置をこう使っちゃいけないですよ」と言っても注意できなかったりして破損を繰り返したりすることがあります。また最低限のお母さんがしないといけないチェックができない、子供に対しての関心が薄いと装置が壊れたり、入らなくなっていていても気づかなかったりします。こういった低学年の特に床矯正でのトラブルは子供を管理できないお母さんの問題が多いことがあります。

 

「自分でやりたいから自分でする大人の矯正」とは違って、子供の矯正の場合それぞれの年齢での親子関係がとても大事になります。

 

④あと子供の今の生活が何年続くか?という考え方

また子供の矯正の場合に考えないといけないのは、「あと何年今の生活が続くか?」ということも考えないといけません。

 

床矯正研究会でとったデータでは

「小学生から中学生になったときに4人に1人来れなくなって中断」

「中学生から高校生になったときに4人に一人来れなくなって中断」

といったことが起こったというのがあります。

 

これは何を示唆しているかというと、子供は生活環境が変わると矯正治療が続けられないことがあるということです。中学生になると部活やテストが始まってしまうので今まで通りに必ず来院ができるようになるわけではありません。高校生になれば、同じように部活やテスト以外にも学校によっては通学の時間がかかるのでさらに大変になります。そのうえ3年生になると部活の大会や受験も入ってきます。

 

その中で矯正治療が最優先になればいいですがそうならないのが現実です。

 

例えば夏のこの時期から「小学6年生で矯正をしたい」となっても、半年で終わるようなケースでなければ途中で通えなくなって中断するリスクを背負うことになります。もしくは中学校に入ってから無理に時間を作って通わないといけなくなります。この時期であれば小学6年生や中学3年生の子供は「中学生や高校生になって通えるなら始める」方が正しい選択のように当院では思います。

 

高校生の場合も同じように、その先の進路、初めから県外に出る、家を出ることが決まってい足り可能性があるのならば今始めなくても、進学や就職してからのほうが矯正がしやすい可能性も出てきます。進学や就職での転院した時も、進学先や就職先で通うための時間を作れなければ中断のリスクを含みます。

 

 

そういった意味で

今何年生で、後この生活が何年続くか?というのは子供の矯正を始めるうえでとても大事なことです。

 

⑤そういったことを考えると子供の矯正をしやすいのは・・?

②生え変わりの時期か、落ち着いている時期か

③親子間のコミュニケーションや関係性

④今何年生か?

こういったことを考えるとただ歯科クリニックでは

「前歯の永久歯が生え変わる小学校低学年」の時期が子供の矯正をしやすい時期と考えます。

 

治療を始めるための型取りをするのはグラグラしている乳歯がない時期ですが、相談はその前にできるので、上の前歯が生えてきたあたりで相談、今の歯並びの状態を知ってグラグラしている歯がないときに型取りして治療を始めるのが一番いいタイミングになります。

 

次のタイミングはほとんどが大人の歯になったときですが

この時期は生え変わりの個人差があるので5年生ぐらいでほとんど大人の歯になっているのなら小学生である程度終わらす予定で始めるか?もう小学生の期間があまりないのであれば中学生になって通えて本人のやる気があるならばという話になります。

 

一番困るのは装置がおかしな動きをしているのに本人が気づかないし、通えないのでこっちでチェックできないために、修正が必要な動き方をしてしまうと、その修正のために余計な時間を取られます。そもそも通えなくてそうなってしまったのであれば修正のための来院もままなりません。ただ固定の装置が付いたままになっている、取り外しの措置を外してもとに戻っていた程度ならいいのですが、場合によっては取り返しのつかないことになったりします。

 

大人の歯になってからの中学生や高校生になってから矯正治療を始めるという考え方の先生もいます。治療の是非も含めてそれを否定する気は全くないですが、実際一般の歯科では、そういった時期に「忙しくて矯正できなかった」「途中でやめた」という人が結構います。そういった意味でも小学校の低学年の時期に毎月1~2回歯医者に来るというのは中学生や高校生から見たらそこまでハードルがたきことではないと思います。

 


ただ歯科クリニックの床矯正を行っています。

6~7歳の前歯の生え変わりの時に治療を開始すると、お子さんの成長する力を利用できて歯を抜かずにスペースを作ることができます。取り外しの床矯正は家にいるときと寝ているときに装置をつけてもらうので、学校での生活に負担をかけないで矯正治療をすることができます。

床矯正は9~10歳の犬歯の生え変わりが始まるまでにスペースを作って前歯を並べられるかが成功のポイントです。

6~7歳の前歯のガタガタ(叢生)は床矯正

ただ歯科クリニックは床矯正研究会の会員です。

 


SH療法は狭窄した歯列を正常にする治療法です。歯列が狭窄していることで起こるかみ合わせや歯並びの問題を改善しする機能を重視した矯正治療です。1日8~10時間の装置の装着でいいので、学校が忙しい中学生や高校生、仕事がある社会人の方にも負担が少ない矯正治療です。

SH療法~中学生と高校生と成人の萎縮した顎を元に戻す

「SH療法」HPのSH療法を受けられる歯科医院にただ歯科クリニックも掲載されています。




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