【小児矯正】床矯正の動かしやすい時期とそうでない生え変わりの時期の話


【2018年2月20日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区富谷市 ただ歯科クリニックです。

初めての方はブログの簡単な注意事項があります。こちらの記事に目を通してください。

 

今日は床矯正の治療の時期・タイミングのお話です。

 

もくじ
①子供の矯正はタイミングが大事
②床矯正はどうやって歯と顎を動かすのでしょう?
③もうすぐ抜けてしまう乳歯や、グラグラの乳歯に力をかけるとどうなるでしょう?
④乳歯が抜けたり、永久歯が生えているときは床矯正は不得意な時期です。
⑤さらに時期が過ぎると維持の針金の付け替え問題が発生
⑥結局そんな生え変わりの忙しい時期にわざわざ床矯正を始めるくらいなら?
⑦もう乳歯がほとんど残っていないのであればSH療法を始めるのも一つ

 

①子供の矯正はタイミングが大事

成人の矯正、大人の歯になった中学生以降の矯正ではもう歯の生え変わりもありませんし、乳幼児や小学生低学年や骨のダイナミックな変化は起こってきません。

一方成長途中の生え変わり途中の子供は今治療を開始するのか?半年後に治療を開始するのか?1年後に治療を開始するのかで子供の状況は大きく変わります。

たとえば今日矯正の無料相談に来て聞いた話を大人の場合1年後にきてやっぱり治療をお願いしますということになっても大きくはその時話したことと変化はないのですが、子供の場合は「ちょっと1年たったので話が変わってきますね・・・」となってしまいます。

 

②床矯正はどうやって歯と顎を動かすのでしょう?

床矯正顎を広げる

床矯正は歯に沿わせて装置が作られてきます。そして内側から装置で歯を押すことで歯とその周りの顎の骨を広げていきます。つまり歯に力をかけていきます。

 

③もうすぐ抜けてしまう乳歯や、グラグラの乳歯に力をかけるとどうなるでしょう?

もうすでにグラグラの乳歯に床矯正で力をかけたらグラグラが強くなって歯が早く抜けるだけです。

グラグラしていなくても永久歯が下から上がってきてもう抜けるような歯も同じようにグラグラしてきて早く抜けます。

そんな歯に力をかけても顎は広がってきません。

結局乳歯が抜けてから永久歯が生えてくるのを待たないといけません。

中途半端に生えている途中に装置を当てると永久歯が生えるのを邪魔をしたりします。

乳歯が抜けてからスッとすぐに生えてきてくれればいいですが、時間がかかったりするとその部分はなかなか装置が当てられないので治療が遅れます。

 

④乳歯が抜けたり、永久歯が生えているときは床矯正は不得意な時期です。

つまり乳歯が永久歯に生え変わっているときは床矯正はあまり得意な時期ではありません。

6~7歳の前歯4本の生え変わりや9歳以降の犬歯から後ろの乳歯の生え変わりの時期などは治療を始めるタイミングとしてはあまりいいタイミングではありません。

よくあるのは前歯4本ガタガタでも様子を見ていて犬歯がよくいう八重歯のような状態で生えてきたら、「もうダメかな・・」ということで相談に来たりするような場合。そのころには犬歯より後ろの乳歯ももう生え変わりが始まってしまいます。このような時期に床矯正をしっかり時間通りに入れても、抜ける乳歯に力をかけているのでいい結果が出てきません。

 

⑤さらに時期が過ぎると維持の針金の付け替え問題が発生

床矯正の基本の設計は乳歯の一番奥の歯に維持の針金がかかります。6歳臼歯は萌出途中で高さが足りなく維持力が弱いのでどうしても乳歯の一番奥の歯が維持を取りやすい歯になるからです。

しかしこの歯も乳歯なのでいづれは抜けてしまう歯です。上下左右4本の歯が同時に抜けてくれればいいです同時には抜けてくれません。そうなると揺れがかなり大きくなってきたら、針金を当てないようにしてほかの歯に交換するのを4回しないといけません。

前方移動装置上の前歯を前に押す

 

その時に変わりに維持を取るのは6歳臼歯になりますが、維持力は弱くなります。また針金の交換を行うと適合が悪くなることが多く、それを4回も繰り返すと装置の適合が悪くなる可能性がかなり高くなります。

 

⑥結局そんな生え変わりの忙しい時期にわざわざ床矯正を始めるくらいなら?

結局、生え変わりの時期に床矯正をすると

・グラグラしている歯があって、痛くて装置が入れられない

・新しく生えてきた歯が装置にぶつかって入れられない

・維持のために針金をかけている歯が抜ける

・新しい維持を取る歯に針金をつけなおす

・そういったことが上下左右4か所で起こる

 

こういったことに1回1回対応していかなければいけません。

そんな時期にわざわざ矯正治療を始めて、苦労をするのであればもっと床矯正の装置の力を最大限に発揮できる時期に矯正治療を始めたほうがいいと思います。

 

⑦もう乳歯がほとんど残っていないのであればSH療法を始めるのも一つ

もしくは、SH療法大人の歯になってからの萎縮した顎を広げる治療法ですが、SH療法の場合犬歯の後ろの第一小臼歯と6歳臼歯に維持がかかれば治療が始められます。生え変わりのタイミングを逃しているのであればもう少し待ってSH療法を行うのも一つだと思います。

ただしこの場合は期間的なものも費用も変わってきますし、もうその時点で初めても、中学生で初めても、高校生で初めても大きくは変わらなくなります。

 

 

⑧まずは「おかしいな?」と思ったらご相談ください。

ただ歯科クリニックの矯正治療の初回は無料相談です。子供の矯正は適切なタイミングを逃してしまうことで治療をより複雑にしてしまいます。まずは今の状態をどういった状態かを知りましょう。

今矯正治療をする気がなくても、様子を見た場合にどういったことが起こるのか?そういったことを知ったうえで治療をしないというのを選択するのと、全く知らないで後で「あの時始めてれば・・」となるのは違います。

 

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ただ歯科クリニックの床矯正を行っています。

6~7歳の前歯の生え変わりの時に治療を開始すると、お子さんの成長する力を利用できて歯を抜かずにスペースを作ることができます。取り外しの床矯正は家にいるときと寝ているときに装置をつけてもらうので、学校での生活に負担をかけないで矯正治療をすることができます。

床矯正は9~10歳の犬歯の生え変わりが始まるまでにスペースを作って前歯を並べられるかが成功のポイントです。

ただ歯科クリニック HP 

子供の歯並びのお悩み(小児矯正)

6~7歳の前歯のガタガタ(叢生)は床矯正

ただ歯科クリニックは床矯正研究会の会員です。

 

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SH療法は狭窄した歯列を正常にする治療法です。歯列が狭窄していることで起こるかみ合わせや歯並びの問題を改善しする機能を重視した矯正治療です。1日8~10時間の装置の装着でいいので、学校が忙しい中学生や高校生、仕事がある社会人の方にも負担が少ない矯正治療です。

ただ歯科クリニック HP

SH療法~中学生と高校生と成人の萎縮した顎を元に戻す

「SH療法」HPのSH療法を受けられる歯科医院にただ歯科クリニックも掲載されています。

 

 


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