【小児矯正】たまたまうまくいったのか?みんなこうなるのか?を考えましょう


【2017年12月28日 6:00 PM更新】

こんにちは

仙台市泉区富谷市 ただ歯科クリニックです。

 

今日は小児矯正でよくある間違いについてのお話です。

 

もくじ
①たまたまうまくいったのか?よく起こることなのかを知らないと・・?
②他の子供がどうだったかはあまり参考にならない
③乳歯の反対咬合の自然治癒は6%
④兄弟で起こっていても同じとは限らない。
⑤様子を見てよくなれば理想ですが・・・

 

①たまたまうまくいったのか?よく起こることなのかを知らないと・・?

小児矯正の中では子供の成長そのものを完璧に予測することは不可能です。

ただしそういった中でも子供に

これは確実に悪くなっていくであろうと予想されることがあります。

そういった今後悪化することが予想されて今治療をするか?半年後するか?1年後するかで状況が変わるかどうかを考えて今治療した方が問題が複雑にならないのであれば治療を開始します。

 

②他の子供がどうだったかはあまり参考にならない

よくあるのが

お兄ちゃんやお姉ちゃんも同じような感じだったが今治っているので大丈夫ではないか?とか

友達の○○ちゃんも同じような感じだったが自然に治ったと聞いた

とかいう他の子供を参考にすることです。

ある程度子供の様々な歯並びの問題には統計によるデータが出ています。

全ての問題は100%か0%ではなく様々な割合で起こってきます。そういったある程度の人数を元にしたデータであるならばいいですが、何人かの子供と比べるというのは参考にはならないと思った方がいいと思います。

 

 

③乳歯の反対咬合の自然治癒は6%

例えば乳歯の反対咬合は永久歯の生え変わりの時に6%で自然治癒が起こります。

 

乳歯の反対咬合簡単に言えば25人の反対咬合の子供がいた時にその中で1人~2人が自然治癒するという事です。

友達の子供も同じように受け口だったとして仮に生え変わりの時自然治癒をしたとしましょう。それを見たり、友達のお母さんから「生え変わりの時に治るわよ」といわれて、お母さんが「なんだ生え変わりで治るんだ・・・」と思っても同じように治る確率はかなり低いわけです。

 

もちろんこの6%の確立を高いと思うのであれば、それでもいいですが、例えば何かの病気でお医者さんが

「薬を飲まなくて何もしなくても治る子が5~6%いるんでそのまま様子を見ましょう」といったらどう思いますか?ということです。

また反対咬合の場合様子を見ることで治療の開始が遅れるのは、治療そのものを複雑にして、正しい成長をするのが難しくなります。ただ歯科クリニックではそういった理由からも乳歯の反対咬合は早期からの治療をお願いしています。

 

④兄弟で起こっていても同じとは限らない。

歯並びの問題としては家族的な因子と環境的な因子と二つの可能性があります。

確かに兄弟で似る、家族内で似るといった傾向はありますが、そういったことだけではなく環境的な因子も大きくかかわってきます。必ずしもお兄ちゃんおねえちゃんがこうだったから、同じようになると考えるのは危険です。

反対咬合の場合他の歯並びよりも骨格的な因子、遺伝的なものは出やすい傾向にありますが、当院では乳歯の反対咬合で行うある検査をすると、それ以外の因子もある可能性というのがわかります。

 

⑤様子を見てよくなれば理想ですが・・・

今日は反対咬合で話をしましたが、様子を見るというのは成長の中で子供の矯正をするいい時期を逃してしまう可能性のリスクをはらんでいます。

7~8歳の前歯のガタガタ叢生

前歯の歯並びがガタガタで「様子を見ていると治るかもしれない」と思っても、歯がものすごく大きい歯が生えて来たら生えてきた歯が自然に小さくならない限り並んでは来ません。何かの理由で顎が平均的なところまで成長ができていないのに様子を見ても突然正しい成長ができるわけがありません。

そして様子を見ているうちに犬歯から後ろの歯生え変わりが始まってしまえば、ほとんどが大人の歯になってしまって成人の矯正をしないといけません。成人の矯正であればスペースの問題は上下4本の歯を抜いて問題を解決することになります。

 

⑥今様子を見ることにリスクはないのか?を知りましょう

様子を見るというのは現状維持ととらえるお母さんも多いようです。でも成長途中の子供であれば現状維持ではなく状況が悪化していくこともあるわけです。大事なのはそういったリスクを知ったうえでも様子を見るのか?ということです。自然に治るかもしれないというの期待をするのはいいですが、それによって起こる可能性があることのリスクを知らないで様子を見てしまうと後で治療を必要となった時に、「もっと早く始めてれば・・」と後悔をしてしまう事にもなります。

先ほど出てきた乳歯から永久歯の反対咬合の自然治癒を期待するときに、

「前歯の生え変わりの時まで様子を見て自然治癒しなければ、その時期の矯正治療はあきらめて、成長が終わる中学生や高校生になるのを待って抜歯や外科処置で対応します。」というのであればいいと思います。

生え変わりでダメだったので今から始めますでは、骨の成長によってはその時期からの治療が非常に難しくなっている可能性があるという事です。

 

あくまで今と1年後で大きく変わらない成人であれば

様子を見ようというのはいいのですが

小児の場合は今と1年後では3年後5年後で問題が全然変わってくるということを知ったうえで考えないとあの時しておけば・・・となってしまいます。まずは今のお子さんの状態を知りましょう。

 

—————————————————————————————————————

ただ歯科クリニックでは矯正治療の無料相談をしています。

費用や期間だけでなく、患者さんの現在の今の状態、なんでこうなってしまったのか?そういったことを話します。診療日のどの時間でもできますが必ず予約して来院してください。

ただ歯科クリニック HP 

子供の歯並びのお悩み(小児矯正)

成人矯正・歯並びのお悩み


前へ:«
次へ: »

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリ【子供の矯正治療を始めるタイミングについて】の関連記事


Blogメニュー



▶Blogトップへ戻る





▼ご予約は電話・問い合わせはメールでお願いします

TEL:022-377-2350

TEL:022-377-2350


お問合せフォーム